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元の世界へ……?

 そこはただでさえ六畳間ぐらいなのに、本が多量にあり更に狭苦しい場所であった。

 これらのお陰でこの世界のことも分かったのだろう。

 あれ、でもこれらの本って誰が書いたんだ?

 もしかして、いつか友達になりたい人間が現れたときのためにヨーニが……?


「話を戻すけどー、空くんやっぱり一年生とは思えないよね」


「そうじゃな、昔から不思議なところがある」


 そういえば俺が別の宇宙から来たこと、マヤ以外に話してなかったな。

  話すタイミングが無かっただけで隠す必要も特にないか。

 というわけでアーサーさんから聞いた事を全て話し、そこではここより大変な教育を受けていたことを明かした。

 もちろん、引きこもりとかは隠して。


「別の宇宙!?凄いね!」


 別の宇宙から来たことに驚くパン。

 たった今神の世界から帰ってきたんだけどな。


「お主、元の世界に帰りたい思いはないのか?」


 元の世界に帰る!?

 考えたこともなかったな。

 シッディのお陰で上手く生きていけてるわけだし今更戻るとかないわ。


「そもそも地球はブラックホールに吸われたわけだし今さら戻っても……」


「そんなのシッディで戻せば良いじゃろ?」


「戻せるやつなんかいるのか?」


「そうだよ、流石にそんなシッディ聞いたことないよ!」


「一人だけおるんじゃよ……

マヤがな」


 マヤって、俺が初めて会ったあいつが!?

 確かにマヤは治療のシッディを持っているが……。


「しかし、地球を治療なんて出来るのか?」


「そうか、お主はマヤのシッディを知らないんじゃな?」


 意地悪な顔をしてくるジャンヌ様。

 知らないよ!聞く機会もなかったし!


「マヤちゃんのシッディ私も気になる!」

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