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星に願いを

 帰ること……なのか?

 今の俺なら自分のいた宇宙に瞬間移動するぐらいは出来るだろう。

 シッディを持ち込めばいつでも戻れるはず。


「空さん……、空さんのお陰で私は沢山のお友達が出来ました

空さんも……」


「マヤって何歳だっけ?」


「え?16歳ですけど……」


「あーそれくらいか!

23歳が16歳と友達になるなんて無理だよ

それよりどうせシッディを使えば戻れるんだから気にしなくていいって」


 そう、マヤは友達じゃない。

 俺のせいで誘拐されるような知り合いであってはならないんだ。


「空さん……

……分かりました、地球を治します」


「そうか、助かるよ」


 マヤが目を閉じたと思ったら、すぐに開いた。


「終わりました」


 早っ。

 本気を出せばこれだけの力があるんだな。


「それじゃ私たちはそろそろ」


「おいとまさせてもらおう」


 立つパンとガルバ。


「じゃあ俺もそろそろ……」


「空くんはゆっくりしていきなよ!」


「戦のときは頭が働くのに、こういうときはニブチンだな師匠は」


 どういうことだ?

 ……あっ、そもそもマヤに頼らずともガルバのシッディなら地球を復活させられたんじゃ……。

 もしかしてマヤと俺が仲良くなるように三人で仕向けた!?

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