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桃がドンブラコ?見えんじゃがな~。


むかーしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんがいました。

おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。


おばあさんが川で洗濯をしていると、川の向こうから桃がドンブラコと・・・

「ああ、洗濯板忘れとったわ。帰りましょうかね。」

洗濯しとらんのかい!

「すいませんねぇ・・・。」

じゃあもう一回いくからね!



おばあさんが川で洗濯をしていると、川の向こうから桃がドンブラコと・・・

「ドンブラコ?わしゃ老眼で乱視じゃもんで見えんのじゃわ。老眼鏡持ってきて。」

ちょっと、この時代老眼鏡なんてないですよ!

「すいませんねぇ・・・ないと見えんもんで。」

ハァー。しょうがないですね。もう一回いくよ!



おばあさんが老眼鏡をしながら川で洗濯をしていると、川の向こうから桃がドンブラコと・・・

「うぉ?この洗濯物の汚れ取れないのぉ・・・。」

いや、それどうでもいいんで・・・。

「洗濯機~洗濯機~。」

それもあるわけないです。時代設定考慮してください。

「すいませんねぇ・・・。やっぱりそれがないと汚れ落とせんわい」

じゃあ、洗濯機持ってきますから・・・。もう一回いくよ!




おばあさんが老眼鏡をしながら洗濯機で洗濯をしていると・・・ってもう川にいる必要なくなりましたよね。

「じゃあ帰ってもいいかの?」

だめですよ。今から桃が流れてくるんですから。ほらほら来た来た。

「・・・ダメじゃ。」

ヘ?

「川に浮かんでる桃なんて取れっこないじゃ。」

いいから早く取れぇ!!!!

「ハイハイ・・・ホレ、取れたじゃ・・・ってあらら~私が流されちゃった。」

お~良かった・・・ってあなたがいないと桃太郎出てきませんよ!ちょっとおばあさん!?どこまで行くの~!?





鬼が島のカット早く撮りたいんだけど・・・。桃太郎まだかな~・・・。

「あ~れ~。」

あ、来た来た・・・って舟はどうした?そしてお供もどうしたってんだ。

「はて、なんのことやら・・・。」

まあいいや、さっそく撮るぞ!鬼さ~ん出ておいで~。

「ハイハイただいま~・・・ようやく出番が・・・ってあんたバアサンの役じゃないの?」

ハイ、カメラ回しまーす。1、2、3、キュー!

「あ、ああ。よ、よくぞここまで来たな桃太郎。しかし宝を渡すわけにはいかん!」

「はて、なんのことやら・・・。」

「いや、だからお前んところから盗んだ宝をそうやすやすと渡すわけにはいかんのだって!」

「なに!?ワシの赤ずきんを盗んだのはお前か!?」

「(違う・・・作品違う・・・。か、監督!)」


カンペ(勢いで続けろ!)

「(ちょ、おま・・・)そ、そーだー!返して欲しければ・・・欲しければ・・・うん、そうだ。猟師さんでも連れてくるんだなぁ!」

「うるせえわいこのドスケベが!さっさと返しやがれ!」

「いやおとぎ話がこんなんじゃ教育上わrくぁwせdrftgyふじこlp」


・・・ハイOK!迫真の演技でしたよ!

「(そりゃ俺ホントに殴られたからな・・・。)」

じゃあ村でのラストシーンの撮影に行ってくださーい。

「はいな。」




早くおばあさん帰ってこないかな~・・・。桃太郎が首を長くして待ってるんだけどな~・・・。そろそろ首が桃をつきやぶってくるよ・・・。

「ああ、ただいま。」

おお、やっとこさ・・・ってなんで宝持ってんですか!?

「ちょっと鬼ボコってきた!」

・・・(アゼンボーゼンイチニチイチゼン)


と、とにかくおじいさんが帰ってきたらこの桃切りますよ。

「ハイハイ・・・あ、じいさんじゃ。」

「おいおいお前!今、山の竹林でな、かぐや姫拾ってきたんじゃ!」

コメディー童話第二弾!

みなさん、早とちりと勘違いと時代錯誤には注意しましょう。

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