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中学生だった私は疲れていた。


本当だったらもっと頭のいい高校に行けたし、親もいかせようとした。


両親は、学校のテストで順位を特に意識していた。


ランクが下の高校に通えば私が良い順位を取りやすくなるそう考え、どう言い訳して両親を納得させるかを考えた。


そして、一つの結論に私はたどり着いた。


それが、茶道だった。


家には幸い茶道の道具はないし、茶道はこの辺だと、ここの高校しかなかったのだ。


私は茶道を言い訳にして、両親をうまく誘導することができた。


だだ、条件として常に定期テストで三位以内を取ることで、お互い納得した。


入学して一番不安だったのは、友達ができるかどうかだ。


世間離れした教育を受けてきた、私はこの学校で浮かないだろうか。

それだけがとにかく心配だった。


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