短い感動物語り
あるところに二匹の子犬がいました。
でもここは保健所でした。
ある日二匹の子犬は
老夫婦に引き取られ
ました。とても優しい
老夫婦でした。
そんなある夜…家に泥棒が入りました。
二匹の子犬はその泥棒を
やっつけてみんなに
褒められました。
警察の人に聞かれてました。
将来どんな犬になりたい?と。 二匹の子犬はこう
答えました。
「人の役に立つ立派な犬に なりたい。」
と………。
でもそれは………
それは、夢でした。
ここは保健所です。
二匹の子犬は
仲良く微笑みながら
息を引き取りました。
みなさんに
質問です。
今犬を飼っていますか?
飼ってるひとは
どんな気持ちで飼って
いますか?
「かわいい」じゃだめです。
人間も動物も同じ
尊い命です。
大切に飼ってあげましょう。
死んだら
泣いてはいけません。
あなたが泣いたら
犬も悲しみますよ。
手をあわせるだけでも
いいんです。
そしたら
またきっと
同じ世界に戻って
来ますから。
将来
君はどんな犬に
なりたいんだい???
『将来は人の役に立つ
立派な犬に
なりたいんだ!!』
天国で
ずっと見守ってるからね。泣かないで……―。
でも
泣いちゃだめ なんて
無理な話しですよね。
泣いてください。
人間は
『何か』を失って
育っていくんですから。
あなたも…。
以上これで終わります。
最後まで読んでくれて
誠に
ありがとうございます。
ではさようなら。