自殺した親友を元にした現代風人間失格
この物語は2018年12月15日21:53:12に家族に囲まれながら息を引き取った親友の物語である。親友は私と同じ17歳 周りからは『陰キャグループの底辺』などと呼ばれていた。物語を語る上で何故、私がこんな罰当たりな内容を投稿しなければならないかを説明しよう。それは自殺した親友からお願いをされたからだ。親友...彼は数人に向けて遺書を残していた。私に向けて書かれた遺書の最後の一文にはこんなことが書いてあった。【最後に一つ頼みがある。俺の人生を書いてくれ。俺の惨めな人生をどこかに残してくれ。】と... 今となって思い返すと彼は、随分前から死ぬ事を決意していたのかもしれない。まあ、彼は日頃から『死にたい』が口癖だったので、今となっては確かめる方法がないのは残念である。
プロローグ
2019/06/19 20:17