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◆22-① ミドルフェイズ アミー「ナマニク、ヤイテ、タベル」

【シーンプレイヤー:ジーノ・ガリバルディ&アマランサス(アミー)】




GM:このシーンに登場する人は……。


アミー:ジューリア・ブライヅヘッドさんですか?


GM:いいや。


アミー:そっかー。


GM:えーと……「コレット再び」。


アミー:ハイッ! (勢いよく挙手)


ジーノ:ハイッ! ハイッ! (さらに勢いよく挙手)


カトレーン:私も出なきゃ。


モーゼル:僕も出ていいの?

     出る出る。


ジーノ:ハイッ! (さらに挙手)


アミー:私がやりたいです! (正座で挙手)


ジーノ:じゃあ、二人で出して下さい!


GM:えーと、久し振りの休暇をもらったコレットが……。


ジーノ:デートしてるところですね! (キメ顔)


カトレーン:え? 誰と?


モーゼル:何で?


アミー:私とデートしてんの! (怒)


GM:いやー、機関部で知り合ったイケメンとデートしているところとか?


アミー:違う! (怒)


ジーノ:なるほど、それは〈調達〉を使って、そういう可能性を潰しておくか!

    説明に「幅広いコネクションを持っている」ってあるからな。


GM:えげつなー。


ジーノ:「コレットちゃん、バハムートの中を案内しよう!」


アミー:絶対、私たちより詳しいでしょ!?


ジーノ:? 何で?


アミー:だって、バハムートの機関室にいるんだもん。

    バハムートのことは、詳しくなってるでしょ?


GM:いや、コレットは機関室にいるから、バハムートの上の方にある市街地にはほとんど出てきてないんだよ。


アミー:そっか!

    「一緒にデートしよう!」


GM:じゃあ、この街中でコレットがご飯やさんを探してウロウロしているところに誰かが遭遇……。


ジーノ:じゃあ! (猛挙手)


アミー:私が! 私が! (超挙手)


GM:じゃあ、【絆】で登場判定を。

   【絆】の修正値はどちらも+3ですね。

   あ、でも、アミーの方は、コレットに感情を取っているので、さらに+1できますよ。


ジーノ:いや、俺の方もコレットには感情がある。

    「庇護」で。


GM:あ、ホントだ。

   じゃあ、二人とも修正値が同じ……。

   つまり、登場判定をした結果、達成値が高い方が優先的に登場できるから、ダイス目勝負! ということで。

   もっとも、登場判定の難易度の8以上じゃないとダメですけど。


ジーノ:でも、最終的には達成値が8以上ならどっちも登場できるんだよな?


GM:まあね。

   バハムート帰艦後の連続したシーンでは、これまで二人とも登場してないからね。


アミー:お願いします! (コロコロ)……4。

    4+3=7。

    1足りない……。もうヤダぁ……。

    あ、コレットへの感情の分があるから8か。

    8かぁ……。


ジーノ:おりゃあ! (コロコロ)……8!

    8+3=11。感情分で+1。

    つまり12。よっしゃあ!



  アミーの達成値8。成功。

  ジーノの達成値12。成功。



GM:ジーノは、ホント、こういう時ばっかりダイス目が冴えるよねー(感心)。


アミー:ジーノっていうか、下げ友ってホント、ヤダ。


ジーノ:「ヤダ」ってどういうこと?

    っていうか、達成値いくつだっけ?


アミー:10!


ジーノ:違うよね。それ。

    ホントは? (ダイス目を再確認)

    4しか出てないじゃん。


GM:そうだね。

   つまり、【絆】の修正値や、感情のボーナスを合わせて8。

   まあ、ジーノの勝ちってことで。


アミー:もーホントのホントにやだー(倒れ込む)。


ジーノ:じゃあ、やらせてもらうか(ニヤリ)。

    「やあ、コレットちゃん!」


アミー:(いきなり起きあがり)待って! 待って! 待って!

    これ(エーテリックを指し)使って、登場判定の達成値上げれば、ジーノより、先に出られるじゃん!


カトレーン:えー!? そこまで!?


モーゼル:それはさぁ……。


アミー:うぅぅぅーーー(身悶え)。


ジーノ:プロットしようっと! (エーテリックをプロット)


GM:何か、面白そうな人が出ても、女の子だと、ジーノが全部取ってっちゃう……みたいな。


カトレーン:女の子の取り合い……(笑)。


アミー:ひーどーいー(怒)。


ジーノ:ひどい、じゃない。

    今のは、勝負だったよね?


アミー:だってさ……、私のが、仲いいもん……!


ジーノ:まあまあ。

    「やあ、久し振りだね」


GM:そうすると、まだまだ軍隊生活に慣れていないコレットが、ぎこちなく敬礼をして、


GM/コレット:「お疲れ様です」


ジーノ:「ああ、いいよ、いいよ。

     そんな堅苦しくしなくても」


GM/ジーノ:「オレは、しがない傭兵だから。

        いわゆる“戦争のイヌ”ってヤツ?

        ああ、違った。

        クマだったか。

        HAHAHAHAHA!」

       あ、スンマセン。


ジーノ:そう言えば、GM。

    これ、街中でも敬礼しなきゃいけないの?

    そもそも、組織が違うってのもあるし。


GM:まあねー。

   でも、あんまりベタベタなことしていると、さすがに目を付けられることもあるけどね。


ジーノ:じゃあ、軽く敬礼しておくか(スチャッと敬礼)。


モーゼル:本当に軽い敬礼だね。


アミー:じゃあ! 私も出て行く!


ジーノ:早いよ!? 早すぎるよ!?


アミー:はーやーくーなーいー!


ジーノ:でも、ほら、出るのに適したタイミングとかあるじゃん?


アミー:つまり……、だって……、もう出られない……。


ジーノ:出られるよ。出られるから。

    じゃあ、コレットに、

    「あれから、どう?

     何か探してるの?」


GM/コレット:「みなさん、とても良くしてくれるんですが……。

         でも、食事がちょっと合わなくて……」


ジーノ:「あー……だよねー。

     あ、そうだ! おいしいとこ知ってるんだ!」


アミー:(元気よく)「こんにちはー!」


ジーノ:早いなー!

    もうちょっとだけ待てないの!?


アミー:だってー。


ジーノ:ホラ、すぐにオイシイ登場ができるからさー。


GM:ああ、おいしい店に連れて行くと、実は、ハニワが先回りしていた、みたいな?


ジーノ:ほら、「行こうか」って言うと、後ろでハニワが「うん!」とか。


カトレーン:え? そうなの?

      お店に着くと、ハニワが中でご飯を食べてるとかじゃないの?


GM:ジーノが「じゃあ、コレットちゃん行こうか」って手を繋ぐと、なぜかハニワと手を繋いでいるとか。


ジーノ:あー、そういう可能性もあるよねー。


カトレーン:どんな可能性なんだよー(笑)。


アミー:ねえ、「ハニワ」じゃなくて、ちゃんと「アミー」って呼んで!


ジーノ:じゃあ、

    「あ、そうだ! おいしい店があるぜ?

     何、食べたい?」


GM/コレット:「え、と。あの。アルトクランの料理を……」


ジーノ:アルトクランの料理ってなんスカ?


GM:“アルトクラン料理”ってヤツです。


カトレーン:それって全然答えてないよねー。


ジーノ:あー、アルトクランって……確か「ファンタジー国家」だったよね。

    じゃあ、骨付きの肉を焼いて食べる、みたいな?


アミー:ナマニク、ヤイテ、タベル!


カトレーン:何? そのカタコト。






 アルトクランに対するアミーの偏見ここに極まれり。

 なお、アルトクランは、“石英の格子”の分身であるアバターを敬っています。



 ハニワ崇拝。

 ハニワ様バンザイ!






GM:えーと、アルトクラン料理は……。

   基本的に、植物多め。

   そして、スパイスも多め。


ジーノ:「あーいいね! スパイス!

     パリッとしてて」


アミー:そういう料理なんだ。


ジーノ:「ンー……。そうだ! おいしい店があるよ?」


GM:ホントかよ?


ジーノ:多分。

    まあ、ホラ、〈調達〉がありますから。


GM:あー、なるほど。


ジーノ:じゃあ、

    「俺って結構、顔きくんだー」


GM:うわぁ、やな感じの。


カトレーン:ぷ、ブククククク……(笑)。


ジーノ:と、言いながら、「ピピピ……」と携帯をいじって……、

    「(ヒソヒソ……)これから行くから、いい席とっといてくれ」

    と頼んでおく。


GM:ホント、軽いねー。


ジーノ:何言ってんの?

    全然、軽くないよ。

    むしろ重いよ?

    「オレはいつも真剣な気持ちで!」みたいな。


カトレーン:かるー。


ジーノ:「よし。じゃあ、コレットちゃん、行こうか?」


アミー:「うん! そうしようか!」


ジーノ:「え!? あれ!?」

    え、ここで登場すんの?


アミー:「うん! 行こう!」


GM:まあ、いつでも登場する権利は持っていますから。

   そうすると、「実は見張っていた」みたいな感じなのか。


アミー:うん。コレットが休日らしいと聞いていたので……。


カトレーン:ストーカーだ、ストーカー!





 カトレーン……。

 君の、どの口が「ストーカー」とか言うのか……?



 軍食のおばちゃんことサラ・バニーの寝顔を眺めようと、休憩室をこそこそと覗き込む行為は、法に照らせば、まさしくストーカーではないのか。



 あー、あれか。

 自分はいいけど、他人はダメ! みたいな感じですか。

 それとも「私のは、秩序だって行動しているからOK」とでも。

 むしろ、「私が秩序」ということなのか。




 「人の振り見て我が振り直せ」という有難い言葉を100回音読すべし。





アミー:遊ぼうと思ってたけど、誘えなかったから付いて来ちゃった(テヘ)。


GM:ではアミーが、そんな風に思いながら街の中を歩いていたら、変な男がコレットにコナをかけているところに遭遇した、と。


アミー:うん。


ジーノ:何だよ、変な男ってー。

    「……まあ、いいや。

     みんなで行こうか?」


アミー:「うん」


ジーノ:「(ヒソヒソ)コレットちゃん、走るよ?」


アミー:「聞こえてるよー(怒)」


ジーノ:「何! すでにエンゲージされているだと!?」


モーゼル:何、それ(笑)。


ジーノ:というのは、冗談で。

    3人で店に向かいます。


GM:了解。

   では、君たちは、バハムート上の都市“リンドブルム”の市街地へ向かいます。


アミー:「(大声)コレット、走るよ!」


ジーノ:「聞こえてるっつーの!!(怒)」






 後半のキーワード。


 ①田中さんが大変。

 ②フラグは大切。


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