◆15 ミドルフェイズ モーゼル「自分的には」
―――ベアハッグ小隊。
それが、たった今決まった俺たちのチーム名。
ベアがハッグしてアレな小隊名だ。(どんなだ)
カトレーン小隊長(立候補)のもと、俺たちは一つのチームとして任務に当たる。
さあ、リーダー! 早く輸送部隊を救いに行こうぜ!!
GM:えーと、次のシーンなんですが、短いシーンが二つあります。
どちらも「出撃前のシーン」なんですが、時間軸の都合上、どちらか一つしか出ることができません。
ジーノ:あ、すぐに出撃するんじゃないんだ。
GM:まあ、どうしてもすぐに出撃したければ、しても構いませんが。
エーテリック、ありましたっけ?
ジーノ:ない。
さあ、出撃前のシーンをやろう!
モーゼル:そうだよ。やりたーい。出撃前のシーン。
カトレーン:私もシーンに出たいー。
アミー:出たいー。
GM:では、最初のシーンから行きますか。
出たい人は、途中で参加を表明して下さい。
ジーノ:ちょ、ちょっと待って。
その二つのシーンって、誰を想定したシーンなのか教えてもらえないかなー?
カトレーン:まあ、最初のシーンに出たら、後になって「こっちのシーンに出るべきだった!」とかだとねー。
GM:なるほど。確かにそうだね。
じゃあ、シーンの内容を簡単に言いますね。
一同:お願いしまーす。
GM:予定している「出撃前のシーン」は二つ。
その1は……。
「モーゼルのところに、旧友の従軍記者『ジョン・ローレンス・スミス』が訪ねてくるシーン」
その2は……。
「ジーノのところに、旧友の『伊佐治颯馬』が訪ねてくるシーン」
一同:おおー。
GM:なので、シーンプレイヤーになる二人は別として、それ以外の女性陣はシーンを見ながら出たい方に出る感じですね。
カトレーン・アミー:りょうかーい。
GM:じゃあ、早速、モーゼルのシーンをやりましょうか。
モーゼル:うん。
【シーンプレイヤー:モーゼル・ルーカス】
GM:では、モーゼルのところに、あなたの旧友である従軍記者ジョン・ローレンス・スミスが会いに来ます。
ああ、モーゼルはエーテリックをプロットしていいですよ。(モーゼルがエーテリックをプロット)
で、モーゼルは何をしているところ?
モーゼル:自室で装備の最終点検をしているところかな。
GM:了解。
では、ジョン・ローレンス・スミスがあなたの部屋に入ってきます。
モーゼル:じゃあ、「あれ?」って顔をして……。
……あれ、この人のことって何て呼べばいいんだろう。
GM:別に、好きに呼んで構いませんよ。
えーと、感情は何でしたっけ?
モーゼル:「連帯感」。
(ルールブック確認)「仲間であり、共通の意識で結ばれている」か。
でも、この人って、僕よりもだいぶ年上なんだよね?
GM:年齢不詳ですけど、まあ、年上に見えますよね。
モーゼル:うーん、呼び方かー。
GM:それこそ、相手との距離で考えればいいと思うよ。
名前の「ジョン」でも、名字の「スミス」でも。
モーゼル:それじゃあ、「あれ?」って顔をして……。
「スミスさん!」
GM/スミス:「ああ、すみません。忙しかったですか?」
GM:そう言って、スミスは笑います。
モーゼル:「大丈夫です。ちょうど今、空いてます」
GM/スミス:「でも、パイロットスーツに着替えて。お忙しいのでは?」
モーゼル:「大丈夫ですよ」
と笑いながら言う。
GM/スミス:「ああ、そうですか。
しかし、周りではDAFにしても騎士団にしても集められていますし、何かあるんでしょうかねえ?」
アミー:ねえ、「騎士団」って?
GM:「オーバード騎士団」というところですよ。
このアルビオン大陸には、「カノン教」という大規模な宗教があるんですが、そこの聖騎士団ですね。
カトレーン:何か厳しそうだね。
GM:そうですね。
で、モーゼルはスミスにどう答えます?
モーゼル:……。
GM/スミス:「もちろん、機密なら結構です」
モーゼル:うーん、これはどうすればいいんだ……?
ジーノ:まあ、感情から考えると、軍の情報をある程度流す代わりに、父親のブラックナイトについて、情報をもらっていたとかでもいいような気がするけど。
GM:そうですね。
モーゼル:……うーん。
アミー:うわー。これ、めっちゃ入りづらいし。
カトレーン:確かに。
モーゼル:「バハムートを飛ばすための必要な材料。
これを届けるための手伝いをしに行くんだよ」
GM/スミス:「ほう、事態はそこまで進んでいましたか」
GM:そう言って、スミスは取材手帳に書き込んでいます。
GM/スミス:「それは……何とか頑張って下さい。
ここしばらく空襲も増えていますから。
今のままでは、このバハムートが耐えていられるのも時間の問題と思っていました。
きっと、非常に頼もしい作戦なんですね。
なるほど(頷く仕草)。
あちこちのブリーフィングルームが忙しいのも……。
なるほど(頷く仕草)。
これで腑に落ちました」
GM:ジョン・ローレンス・スミスはそう言って何度も頷いています。
ジーノ:何か、アレだな。
「聞きたい話はすべて聞いた。ありがとな」的な?
GM:ジョン・ローレンス・スミスは、そんなことを言う人じゃないですよね?
ルールブックの人物紹介には「甘いマスクと飄々とした性格で」って書いてあるんだよ?
ジーノ:……(ルールブックの記事を確認)。
確かに書いてある。けど……。
アミー:……(ルールブックのイラストを確認)。
ねえ! この人の顔、めっちゃ怖い!
GM:ちょっと! めったなこと言うもんじゃありません!
ジーノ:そうだ! これが「甘いマスク」なんだ! 覚えておけ!
カトレーン:えー?
GM:じゃあ、ジョン・ローレンス・スミスは……。
アミー:(突然)ダメだー。やっぱ出れない!
ジーノ:何だよ、急に。
GM:「モーゼル! 話は全部聞かせてもらった!」とか言って出ればいいじゃないですか?(笑)
アミー:それはダメでしょ! 面白いけど。
カトレーン:私も、次のシーンに出てくる伊佐治颯馬って、食堂の出入口にいた人じゃないかなーって気がしてて。
もしそうなら、そっちに出なきゃって思うんだよねー。
それに、何か出づらいし。
アミー:わかる!
GM:では、ジョン・ローレンス・スミスは「頑張って下さいね」と言って部屋を出て行くよ。
というところでシーンカット。
モーゼル:あ。
ジーノ:ん?
モーゼル:エーテリックのチャージ。
アミー:ダメだよ。アピールしないと。
モーゼル:えーと、GM。
スミスさんと結構仲良く話せたと思うんだけど。
自分的には。
GM:「自分的には」!!
何て慎ましいことを言うんだ!!
OK。チャージしていいですよ。
モーゼル:いいの!?
GM:どうぞ。
モーゼル:良かったー。(ダイヤの8をチャージ。エーテリックを1枚補充)
GM:じゃあ、次はジーノのシーンですね。
ジーノ:おし!
アミー:次は絶対出るよ!
カトレーン:おー!
ジーノ:次は伊佐治颯馬かー。(わくわく)




