僕の兄。
誤字脱字報告してくれるとうれしいです。
僕には兄がいる。
なんでもできて、かっこいい、そんな兄。
目の色がみんなと違っても、堂々と前を向いて歩く兄が好きだった。
だけど僕はいつも兄の少し後ろを歩く。
まぶしくて、兄の隣を歩くことができばいから。
羨ましかった。
だから僕は頑張る。
勉強も、
運動も、
全部。
兄に並べるように。
でもそれは兄を苦しめた。
兄は何でもできるけど、つまづくことくらい何度もあった。
僕はつまづかづに、
兄がつまづいて。
いつしか僕は兄の前を歩くようになった。
大好きだった兄の後ろ手はなく、前を。
僕が望んだのは、まぶしい兄の隣を歩くこと。
今の兄は、まぶしくもない。
隣でもない。
だから僕はわざと後ろを歩くようになった。
まぶしい兄を見れるように。
まぶしい兄じゃないなら、隣じゃなくていい。
まぶしい兄がつまづいて、まぶしくなくなったとき、それが僕の出番。
兄がつまづいてる間に、その先の障害物を排除するだけ。
それだけ。
僕の兄は今日もまぶしい。
だから僕は、少し後ろを歩くよ、兄さん。
読んでいただいてありがとうございます。
兄が思っている以上に
弟の兄に対する愛は大きいです。




