8話 一段落
あの男によればこのコンテナに今回のターゲットがいるらしい
早速開けてみようと思ったが、、、
「遅い!」
カイもサリィも遅すぎるもう来てもいい頃合いだ
それに周りの銃声もあの男が来てからかなり静かになった気がする
はぁ、ため息をつきながら私はコンテナのロックを外し取っ手に手をかける
「よいしょ!っと」
鈍い音を立てて、重たい扉が開く
そこには色白の肌、きれいな黄金色をした腰まで伸びた髪、キルトスカートをはいていて、小顔できれいな女の子がコンテナにもたれかかるようにして眠っていた
「うわぁ、、、人形みたい」そうつぶやき女の子の顔を触れようとしたとき
「お待たせーー!」
元気な声が後ろで響く
「うおわぁ!!」
変な声が口から出る
「驚かさないでくださいよ!」
そう言って振り返るとそこには血だるまのサリィと向かいのコンテナに寄りかかりタバコを吸ってるカイがいた。
「そこで間違いないか?」
カイが写真をこちらに投げる。私はそれを見事にキャッチして、女の子と照らし合わせる。
「間違いないと思いますけど」
サリィも私の手に持っている写真と女の子を交互に見る
「たぶんこの子だよ」
「よしリナ運び出してくれ」
カイがタバコを投げ捨て歩き出す
えぇ、私が担ぐのかよ、そう内心思いながらもここでカイに逆らう意味も道理もないので従うことにした。
「よっと」
車の二列目のシートにゆっくりと少女をドアにもたれかかるように乗せいったん車から降りると
「もう疲れちゃった」
そう血だるまのサリィがいいながら少女の隣に飛び乗り大きなあくびをしながら眠ってしまった。
よく眠れるなその血でがびがびでべったりになった姿で、、、
運転席に座りエンジンをかける、隣には目をつむり寝ているんだが起きてるんだがわからない無機質な表情の女がすでに座っている
「ここまで戻ってくるまで誰とも会いませんでしたね。かなり静かでしたし」
車を走らせながら語りかけてみる
「大半のやつらは雷神が来たことを察して自分たちの仕事が取られると思ったんだろうな」
起きてた!
「だからもう大半が引き上げてたんだろう。組織の連中はとっくに大半が殺されてるか逃げ出してるだろうな」
そう続けた
なるほど、とあまり思ってないけど口に出しておいた
私は後ろの二人が寝てることを確認し窓を開けタバコに火をつけた。するとカイもつられたように窓を開けタバコを取り出していた。
「とりあえず合流先に向かいます」
そうタバコをふかしながらつぶやく程度に行ってその場を後にした。




