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16話 シンクロニシティ

「どうするの?」

サリィがきょとんとしながら私に尋ねる

弾倉を交換しながら答える

「別の道を探す」

恐らくだがさっきまでの道筋を見るからにこの先にたどり着ける道は一つではないはずだ

来た道を引き返しまた別の路地へと入っていく

「リナが心配?」

サリィが後ろから聞いてくる

「別に、あいつなら大丈夫だろう」

そう、大丈夫なはずだ。実際何回か仕事は達成している

ただ今回は怪しい、あの女、よそのチンピラとは違うそんな気がする


「あいつ、強いよ」

サリィが真顔で答えた

たまにこっちの中を見透かしているかのようなことをサリィは言う

「あぁ、、、」


そんな話をしていると前方の開けた部屋から

「違う、これじゃないなぁ、いったいどこにあるんだ、クソが」

ぼそぼそと女の独り言が聞こえる

「アイシードのやつはどこをほっつき歩いてるんだ!」

何やら戸棚や死体やらを片っ端から物色しているように思える


「何か変な物でも見えてるのかな?あの人」

サリィが不思議そうに言った

「さぁな、とりあえず仕事だ」

リナの事は気になるが大丈夫なはずだ

「おい!」

銃を向け尋ねる

「お前はこのチンピラどもの仲間か?それともあのノッポの身内か?」

十中八九このマフィアどもの仲間じゃないだろう、それはわかる、だがアイシードだとか言ってからには

もう一人いるはずだ、そして私たちが出会ったもう一人の人間はあのデカ女しかいない

「は?誰だ、お前ら?人に聞く前にてめぇらから名乗れよ」

すくっと立ち上がりながらそう噛みついてくる、ぱっと見サリィと同じかそれより少ししたくらいに見えるがなかなかにしんどそうな性格をしている

「どうした?自分の名前も忘れたのか?、四つ耳」

四つ耳?誰の事だ?ふと隣を見ると今日はツインテールに収まっているサリィが目に入った、、、成程

サリィがそれを理解したとき

「まぁいいや、殺すね」


バッ!とサリィが女に近づく、すぐに片が付くだろうそう思った

だが女はあせらずにすっと遠のき腰のホルダーから拳銃を取り出した

サリィが近づくまでは相手が拳銃だと分が悪い

「サリィ!」

そうサリィに援護を提供する趣旨叫んで伝える

女に向け打ち込むが身のこなしが上手い

さっと物陰に隠れて応戦してくる、こちらも

隠れるが弾の当たった壁がボゴォッ!っと音を立てて破壊される

あの銃、威力がただの銃とはけた違いだ、マグナムか何かか?

流石にこの威力の弾丸を()()で受け止めるにはこの地下の空気では無理だ

だが女が私に気を取られている隙にサリィは女のすぐそばまで近づけていた

「じゃあね!おチビちゃん!」

このまま勝負はついたと思ったが女はどうやら機転が利くらしい

天井に向けあの銃を乱射した、結果大小構わず大量のガレキが降ってきた

「え?おっとと」

そのガレキ躱すのに手いっぱいになったサリィの事を女の銃口は確実にとらえていた

「死ぬのはお前だ、四つ耳」

そう言い放ちサリィの頭を撃ちぬいた

しかしその瞬間サリィの体スゥッと消え女の後ろに現れる

奴が撃ちぬいたのはサリィの能力である分身に過ぎなかったのだ

「誰の耳が四つだって?」

そのままズバッと女切り付けた、だが寸前で身をひるがえし浅くしか刃が通らなかったみたいでだが

十分だ、そのままとどめと言わんばかりに顔面を蹴りつけていた

「ううぇ!」

そのまま気を失しなったかのように倒れこんだ


「よっしゃ!とどめ!」

刃を突き立てようとするサリィを制止させる

「待て、そいつの素性が知りたい、サリィ先にってリナを援護しろ」


「えぇ~、、、わかったよ、リナが心配だしね」

そう不満げになりながらも先に向けて走り出したサリィを見送り

女が目覚めるのを私は待った



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