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15話 衝撃

舞い上がる砂埃の中ゆっくりと無機物が近寄ってくるのがわかる

壁のような、鉄の板のような、、、


うッ!


目が痛くなってきた、この能力はどうやら長く使うと目が痛くなるらしい、やっぱり目にしか効果がないんだろうな、特段体も早くなるわけでも、実際の時を遅くしているわけでもないんだな

まぁ、目が痛くなるのを知ったのはつい先日スロットに行った時なんだけどね


兎にも角にも能力が切れる前に早く回避行動だけでもどうにかしなければならない

この板?は私の顔より大きいくらいのサイズでかがめば躱せる!

そう思った矢先目がズキリッ!と痛む


ヤバッ!


痛んだ拍子に能力が切れた、とっさに私はリンボーダンスのような体勢をしてしまった、我ながらどうしてとっさにこれができるのかわけがわからない


鼻先をシュッと掠る鉄の塊、そのまま体勢を崩し膝でスライディングをかます私


「ん?」

今勢いで何かの下を潜り抜けたような気がする

後ろからカイの声が聞こえる


「誰だ」

続いて知らない女の声が聞こえる

「誰でしょう」

おっとりしているような高揚しているようなそんな喋り方だ


「カイ」

とサリィが短く言うとカイが数発このデカブツに向かって銃撃しサリィが飛び掛かるが

こいつは簡単に[ハンマー]の頭で簡単に銃弾をはじいて見せた

「こんのぉ」

サリィがナタで応戦するがそもそも格闘能力が同等かそれ以上なら体格と力がある分こいつのほうが

有利だ、そして武器がハンマーである以上恐らくそれだけの近接能力が備わっているに違いない


でもこいつは私に気づいていないんじゃ、砂埃に紛れて股下をスライディングしたもんだから

そう思い拳銃を構えた瞬間

「気づいてるよぉ」

サリィを軽くいなしながら周りの壁を削りながら後ろにいる私に向かってハンマーを振るう

「くッ!」

能力を発動して後ろに飛びのく回避動作を仕込んだが、だめだ、目に激痛が走ってすぐ能力が解けてしまう。

寸前で躱しドン!と音を立てて反対側の壁にぶつかり

音を立てて壁や天井が崩れ始めた


「カイ!サリィ!」

叫ぶが周りの音にかき消されてしまう

マズイ、二人と分断されてしまった


「二人きりだね、でも好みじゃないかな」

わけのわからないことを抜かし始めるこいつを一人でどうにかしなくてはならない

「おあいにく様、私も自分より大きい奴は、、、ね!」

いい終わりと同時に奴に何発か打ち込む、当然私は天才じゃない何発かはじかれたり外れたりしたが

数発は命中したはずだ、だがおかしい全然効いてないように見える

「いくよ~」

くる!

距離をとっていたように思えたが、あの長い柄のハンマーが振り上げられたときその攻撃の射程に

いることに気づかされる

能力を発動し体を動かし始めるがすぐに切れてしまう

「クソッッ!」

またもすんでの回避になりなかなか反撃のスキが生まれない

だが能力を発動しなければ恐らく反応できずにモロに喰らうだろうそれはマズイ


「そ~れ」


ッッ!

体に一瞬のふわりとした感覚ととも衝撃と激痛が走る

近くの壁まで吹き飛ばされたようだ

先の攻撃で振り下ろされたハンマーを動かさずそのまま手を滑らすように一瞬で近づいてきたそしてそのまま片手で振り払ってきたのだろう、そんな気がする


「いてて、いいね」

鼻血を雑に手でこすりながらそうアピールをしたが痛いことには変わりない

「気持ちいいの?変なの~」


「そうはいってないだろ、デカブツ!」

おっとり口調が腹立つ、似つかわしくない速さで動きやがって

せめてゆっくり狙いがつけられれば、、、

だがもうあまりこの能力を長く使えない以上回避に使うしかない


「当たれっっ!」

情けないことに運だよりで奴を中心に走りながら何発か打ち込む


「うっ!」

奴がみじかいうめき声とともに顔を後ろにのけぞらせた


「マジか!」

喜んだのもつかの間素早くこちらに向かってくるではないか

ハンマーの動きに合わせて

素早く能力を発動させ回避に専念する

そして近距離の間合いを利用に回避の動作から勢いをつけ顔面に蹴りを浴びせそのまま至近距離で腹に

銃撃をした


「うぅぅ~なかなか」

化け物がうろたえる、、、いやそんな程度で済むはずがないだろう

何なんだ?これだけ頑丈な以上何らかの能力であることは確かだろう

証拠にさっきからずっと目が青い

それにさっき蹴った足がズキズキといたい

硬すぎるのだ


「いったい何なの?あなた人間?」

素早く弾倉を交換しつつ質問する


「どうみえる?」

息が荒い興奮しているようにも見えるが

顔に滴る血をなめながらそう答えた


「バケモンでしょ、目的は何なの?邪魔しないでくれる?」

クソが!会話にならないしもう疲れたこれ以上の近接戦は不利だ

どうする?もうこっちの能力はあてにならないぞ


「あなたも大概でしょ?それに何が目的かなんて大体想像ついてるくせに」

あれこれ考えているうちに奴がハンマーを振るう

能力を発動させ攻撃をかわそうとしたとき


あれ?ハンマーがおそくならな


グギッ!


横っ腹から内臓すべてを巻き込み貫通するかのような衝撃が体を走る

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