プロローグ
プロローグ
(ドックン、ドックン、ドックン、ドックン、ドックン
「はぁー、試作核は、完成したのだが、肝心な本核は・・・」
ドックン、ドックン、ド、ベチャ「はぁー、失敗っと、試作核と同じ製法で研究、作成しているんだがな」
プシュー「ん、なんだ、一番かぁ、上層が何の用だ」
「随分な挨拶だな、オーディン、何、研究の進捗だよ」
「見ての通りだ、仮の心臓の試作核は、完成したが、本核は、まだまださぁ」
「・・・そうか」
「なぁ、一番、儂がこれを完成させることは、出来るのか?」
「さぁな、それは、我のも分からない、だた、我は、出来る、出来ないじゃなくて、出来るだけやって、出来ないならそれでいい、ただ、不可能でないのなら、創ってみようとおもうのが、研究者の性じゃないのか、オーディン」
「ふっ、そうだったな、さぁ、研究再開だ」とオーディンと一番が話し終わったその時、ビー、ビー、ビー
「何事だ」
「この警報は敵襲、情報室、情報を」
「モンスターシティ北部から黒い敵がこちらに、急接近中・・・影です」
「影・・・」
「デスシャードーリーパーか、のう」
「な!すぐに精鋭部隊を」
「止めておけ、奴らでは、太刀打ちできんよ」
「だったら、どうするんだ、まさか、オーディン」
「ふっ、そのまさかじゃよ、儂が相手をしてやろう」
(そして、モンスターシティの北部では)
キン、カン、ガッキーン、ドッゴーン、ガタガタ
「ひゅー、こんな、警備なのか、ん、な!」ドーン
「随分とひどい事をしてくれるではないか、リーパー」
「ふん、オーディン、大賢者、直々に来てくれるとは」
「仮の心臓かぁ、プロトタイプでも、狙うか?」
「あぁ、お宝ときいたら、強奪するだけよ」
「プロトタイプは、違うと思うが」
「・・・まぁ、そうなのかもしれんが・・・ってそんな事はどうでもいいだよ、仮の心臓をよこせ」
「断る、何使うも分からない奴には渡せんよ」
「なら、仕方がないリーパー族、第一秘儀、リパリーパー」グルグル、ズシャー
「ふん、ん、な!」キリキリキリ
「馬鹿な、秘儀だぞ」
「ふっ、宝具の杖がそう簡単に折れてたまるかのう」
「な!宝具だと、くっ、ならば、宝具を使うしかない、リーパー双剣宝具、デスリーパー」ビューン
ズシャー
「ぐふっ、な!そんな馬鹿な、いつの間に」
「背後を留守にするから、簡単に回り込める」
「な!確かに我は宝具を」
「確かに、貴様の宝具は、命中したが、分身にだ」
「くっ、まだまだ、未熟だったという事か」バタ