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散歩をしてるんですけど?

連続投稿ならず……

連休の旅行の準備で忙しかったゆえ…

街灯の明かりが、うっすらと足元を照らすような、そんな夜だった。

暗い夜道を、少女が歩いている。


カジュアルなスニーカーに、やや細めのジーンズを穿いていて、

腰回りのラインが少しばかり強調されている。

パーカーを羽織っており、そのフードには動物の耳を模したようなアクセントが付いている。

ガムを噛んでいるようで、時折それを風船のように膨らませていた。

少女は両手をそれぞれパーカーのポケットに入れて、そぞろ歩いている。

急いでいる様子ではない。特にあてがあるわけでもなさそうだ。


星も少ししかないような夜である。

暗い路地裏の塀へ軽々と飛び移り、どこへ行くとはなしに歩き、

行き止まりになったら、また別の道、あるいは塀の上を歩いていた。

路地裏や表通りを気まぐれに行ったり来たりするうちに、

拳の大きさほどの石が足元に転がっているのを見つけた。


少女は立ち止まって、靴の裏でその石を押さえ、

それから器用に、真上に蹴り上げた。

石が肩の高さを少し越えた時、

ポケットに突っ込んでいた少女の腕が、瞬間、ぶれた。

蹴り上げた石は、重力に従って勢いを失い、少女の足元へ三つの塊になって転がった。

石はそれぞれ鋭利な刃物で切り裂かれたかのような断面をしていた。

その様子を見て、少女は言う。


「やっぱり、ご主人がおかしいだけだにゃ……」


少女は何かを諦めたかのようにそう呟くと、

石をコツンと蹴り、再び闇の中へと歩いていった。


今週末は旅行行くんで更新はお休みです。

(もしかしたら日曜は更新できるかも…?)


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