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第五話 第二部 おばあさん

「さてと、こっからが大変なんだよな。どうやって犯人を捕まえるかってのが気になってくるし。俺にはなかなかわからない所があるけど。」

「そうだね。私達には私達ができることをやらないとね。」

「そうね。」

 俺たちは歩いて電車の方へと向かっていく。クレイナもナーニャもアリスも皆、思いは一つだ。

「おばあちゃん、平気?」

「大丈夫よ。おっと…。」

 青信号になったとたんに隣のおばあさんがこけてしまった。隣の女の子が一緒にいるのだと思うのだけど、荷物を持っていて助けられそうではなかった。

「もしよろしければ荷物持ちましょうか? 渡るまで持ちますよ。」

「あら、ごめんね。」

 そういっておばあさんはゆっくりと立ち上がる。俺はおばあさんの持っていた荷物を両手に持つ。

「肩、お貸ししますよ。」

「あら! ごめんなさいね…。」

 そういってアリスが肩を貸していた。後ろではナーニャとクレイナが女の子と歩いている。

「あ、あ、あの…。ありがとうございます…。」

「いえいえ。お気になさらず。(変わった人だなぁ…。髪型も独特…。)」

「……マズいかもしれない。」

「えっ。」

 俺たちはゆっくりとおばあさんを誘導していく。荷物、大変なのだろうな…。

「危ない!!」

 突然前の男の人から大きな声が聞こえてきた。俺は驚いて横を向く。するとものすごい勢いで突っ込んでくる浮遊車がいた。ヤバい、間に合わない!!

「つぅ!!」

「(間に合って!!)」

 ダンッ!!!

 ガシッ!!

 突然体が浮遊車の突っ込んで来た方向ではなく、前へと進んでいた方向に勢いよく流される。俺の体が宙に浮いている…? いや、掴まれている。…ナーニャ!?

 ザザザザ!!

「おばあちゃん!!」

 ナーニャの右手にはあのおばあさんが。そして向こう側にあの女の子がアリスを助けていた…。なんだ、何が起こったんだ。

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