第四話 第十六部 襲撃
「ねえシンヤ、連絡来た?」
「ああ、俺もこれから向かうところだ。」
俺はナーニャと合流した。レイチェル先生も用意している。クレイナは画面を取り出して情報を見ている。レヴィさんからの連絡で集まることになった。また被害者が出たということだけど、何か今回は違う。何か手がかりになることでも見つかったのだろうか。
「お待たせ。乗せていくわよ。」
俺たちはレイチェル先生の車に乗る。俺たちは連絡を取るために、レヴィさんのいる部署と電話をつなげた。
「レヴィさんですか? 用件をある程度説明してくれますか?」
「ああ、今回また被害者が出たのだが、相手がマフィアでな。『シュナイダー』ってのは聞いたことあるか。」
「名前までは。」
俺がそう答えるとクレイナが俺の肩をポンポンとたたく。そして画面を見た。
「私は知っています。主に裏でお金など色々と活動している団体ですよね。」
「そう。そのメンバーが殺されたことによってその団体が動き始めてね…。そのために調査に回ってもらいたいと思うのだけど…。」
俺たちは説明を聞きながらメモを取る。レイチェル先生も少しいそぐように運転をしていく。動くということは…マフィアが何かを…。
ドォン!!!
「な、何!?」
急に大きな爆発音が聞こえる。それと同時にレイチェル先生は急ブレーキをかける。
「っだああっ!? 何があった!?」
「右! 建物が!」
右を見ると建物が爆発していた。一体何だ? テロか、もしくは強盗か!?
「どうしたシンヤ!」
「レヴィさん、右側の建物が爆発して…今カメラをつけます!」
俺は急いでカメラをつける。
「リーナ! 緊急事態だ! 部隊要請を!」
「了解! 私達もいくよ!」
「まずシンヤ! その場から安全な位置まで移動するんだ!」
「わかった! レイチェル先生!」
俺はレイチェル先生に声をかける。しかし周りの浮遊車は全部止まっている。動きたくても動けない。すると爆発した建物から…あれは何だ!?
「っらああ!!」
ドラゴンと人間、それ以外の種族の者たちが武装して出てきた。そして銃を乱射する。
「やばい! 先生!」
「わかっている!」
先生は急いで浮遊車を動かした。間をすり抜けてその場から急いで逃げていく。
ゴォン!!
「なっ!?」




