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第四話 第十二部 覚悟

「本当にやっていくつもり?」

 昼休み、ベンチに座っている俺にクレイナが問いかけてきた。俺は大きく深呼吸をした後に答える。

「ああ、本気さ。」

 俺は力強く答える。だけどなぜか心の中では不安が残っていた。本当にやっていけるのか。そして命の危険性さえあるこの事件に本当に立ち向かうことが出来るのだろうか。という思いが…。

「やっぱり悩んでいる。」

「えっ?」

「顔に出てる。」

「ははっ、困ったな…。」

 クレイナにはすべて見抜かれていたようだ。無表情ながらもしっかりと心の中は読まれているようだった。

「私は本気だよ。」

 学食を持ちながらナーニャがテーブルまで向かってきた。ナーニャは俺とクレイナの顔を見て真剣そうな表情を見せた。

「確かに怖いよ。でも…やるべきことはやる。私たちは…そう言ったのだから。」

「そうね、やらないとね。」

 ナーニャとクレイナはしっかりしている。自分はあの場で言いながらまだ迷いがあった。でも…二人とも本気なら…。

「よし、気合いれていこう。」

「ええ、犯人逮捕に向けて!」

「頑張ろう。」

 俺たちは声を掛け合う。これからの事件に立ち向かうには…仲間たちの力が必要だから…。

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