第四話 第六部 決意の目
「さてと、私はこれからホテルに向かうわ。他の人たちが部屋で待っているはずだから。」
「ああ、そのことなら知っている。いってこい。」
俺はナオに伝える。ナオはうなづくとそのまま浮遊車へと乗り込もうとする。すると横から別の浮遊車がやってきて近くで止まった。何か見覚えのある顔が…。
「レヴィさん!」
「シンヤ、お前。ということはナオ、一緒にいたのって。」
「そうです。でもなんでここに。ホテルなら安全なはず。」
「私達も…協力したいからです。」
向こうに見えている人たちは本気の様子だった。特に緑色の髪をした人が強く訴えかけている。彼女はたしか…一緒にいた。
「あなたたち、これがどれだけ大変な事件かわかっているかしら?」
リーナが強くやってきた人たちに問いかけてきた。だけど誰もが決意の目をしていた。そしてシンヤが口を開いた。
「もしかすると以前のことと関与しているかもしれない。だから…俺たちも出来る限り強力したいんだ。」
シンヤは力強い口調だった。俺はその言葉にうなづいた。この人たちなら…何とかしてくれるかもしれない。危険だとわかっていても向かう気持ちに俺は答えたい。
「シーナさん、いいかな。」
「わかったわ。それじゃあ…こっちについてきて。」
シーナさんが大きな浮遊車を二台用意してくれた。この車を使って本部へと向かうつもりだ。これから…本格的な捜査が始まる。




