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第二話 第六部 噂の真相をつかむため

「そんで先生。何故そんなことを知っているのですか?」

「いや、私の入っている魔法女子交流会のメンバーがね。奇妙な噂を聞いてちょっと気になったのよ。まさかと思うけどそんなことがあるなんてね。不当に魔力を奪っている人たちがいるなんて。」

「それ本当ですか?」

 俺たちは帰り際、サストたちと共に先生のお話を聞いていた。これがもし本当なら…とんでもないことになっているのだろうか。

「それじゃあ。くれぐれも気をつけてね。」

 レイチェル先生が戻っていくとサストは俺の方を見て肩をポンと叩いた。

「まあこういうのは気になるよな。俺は…この真相をつかみたいと思っているんだけど、大会も近い。」

「てか先輩はそんな危ないところに行くつもりかよ。」

「まあ…興味あるからな。」

「それに関しては私も興味ある。今パソコンで調べてみたけど…その噂は本当らしいね。かなり多くの人たちがつぶやいている。」

 ナーニャが隣でパソコンを出しながら調べている。俺はその画面を見て気になった。たしかに多くの書き込みがある。でも…これが本当なのかどうか。

「もし出来るなら私も…現地に行って真相をつかみたい。私たちの仲間がもしかするといるかもしれない。」

「ナーニャ…わかった。俺も行くよ。」

「シンヤが行くなら、私もいく。」

 クレイナは俺の袖を引っ張るようにして呼んだ。そうか、クレイナをなるべく一人にさせてはいけない約束をしていたんだ。クレイナの母から言われたこと、あの言葉がまだ頭の中に残っている。

「わかった。だけど身の危険を感じたらまず皆、逃げることだ。命を大事にしてくれよ。」

「大丈夫、何かあったら…私が何とかする。」

 そういってナーニャは俺に紋章を見せるように袖をまくった。そうか…ナーニャは…。

「それじゃあサスト先輩、途中状況がわかったら連絡します。協力お願い致します。」

「ああ、まかせろ。」

 俺はクレイナとナーニャを連れて噂のある場所へと向かっていった。こっから一時間ほどの場所、都会の中にあるはず。心臓がドクドクと強く脈打っている。怖い、いや、なんとかしたい気持ちの方が強い。

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