第二話 第五部 新聞記者は今日も行く
「今回のことに関しては機密事項が多いようだね。」
「ああ、とにかく今回の事件は特殊なタイプの人間だ。だからこそ気をつけなければいけない多くてだな。」
俺はダシルさんと共に出口へと向かっていく。現地に向かうまではそこそこ時間がかかる。その間に資料を見せたり、事件のことに関して話せる限り話していかなければ。
「レヴィさーーん!!」
女性の声が聞こえると同時に前から思い切り走ってくるやつがいる。あ、もしかしてこれって。
「ねえ聞いてよ聞いてよ! この前仕事の上司にさ、もっと仕事頑張れって怒られたの!」
「それって本当に怒られたのか? 酔っていたからじゃないの?」
「あ、ヤバイ。そうかもしれない。」
「昨日連絡したろ。何故今来る。」
「てへっ!」
「理由説明しろや!!」
本来仕事が終わってから会う予定だったのに、何故ナオがここにいるのだろうか。
「レヴィ、こいつは。」
「ああ、高校の同級生だよ。一応人魚のクォーターなんだよ。」
「ほう、珍しいね。人魚なんて。」
「私、ナオ・ラ・マエストリです。よろしくお願いします。」
ガシャン
「あわわ!」
「どうして鞄から筆箱が落ちるんだ。お辞儀深すぎだろ。」
「あ、すみませんすみません!」
「レヴィ、まるで…後輩だな。」
「まあコレでも編集長だからな。」
「これでもって何よこれでもって!!」
なんだかんだで話が進んでしまった。早く現場にいかないと。
「それじゃあ俺はこれで。」
「どこいくの? もしかしてあのフェスタの事件に関して?」
「おま、何で知っているんだ!? おしえてねえだろ!」
「へへ、そりゃー。新聞記者ですもの。トクダネです!」
「ちょっと…話いいか?」
「もっちー! 今度飲みにつれてってね。その分手伝うから!!」




