第二話 第四部 母子の喧嘩
「さてと、俺は聞き込みにいきますか。」
「御菓子食いながらはやめなさいって!」
俺はリーナに怒られながらもスナック菓子を食べる。ちょっとこの新商品、堅すぎて好き嫌いが出そうだな。まあ味は合格点だけど。
「ちょっと、聞いているの?」
「大丈夫だって。聞き込みするときは食べないからさ。それよりいるか?」
「食べないわよ! それにそう言っていつも食べているじゃない。」
「別にいいじゃないの。あら、私も一口貰おうかしら。」
「あ、シーナさん。どうぞどうぞ。」
俺はスナック菓子の袋をシーナさんに渡す。そして口の中へと放り込んだ。リーナは俺のことを睨み付けている。
「ん、なかなか良いわね。レヴィにとってはこれはどうだったかしら?」
「いけると思いますよ。濃い飲み物があるとなお良しですね。」
「ちょっと母さん、あまり甘やかしすぎないでよ。」
リーナが止めに行く。こうなるとまた親子喧嘩が始まってしまう。俺が待っていたところで時間が過ぎていくだけだし。
「んじゃ、俺行くわ。」
「気を付けてね。」
「お母さん! まだレヴィと話し終わってないじゃない!」
「はーん、ふーん。」
「なによ! その言い方!!」
ああ、どうしていつも喧嘩が始まってしまうのだろう。今はそういう時じゃないというのに。
「大変だな、レヴィも。」
「ダジルさん、来ていたのですね。今日はよろしくお願いします。」
「ああ、こちらこそな。」




