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登場人物紹介・設定こぼれ話(~第二章まで)

登場人物紹介・設定こぼれ話(~第二章まで)

※ネタバレ多少含みます。

 本編を読んでからご覧いただきますと、より楽しめるかもしれません。


○主人公と仲間たち


蓮野はすの あおい

 生まれて初めてナンパされ内心舞い上がる。順応性は高いのか一章時ほど「帰りたい」と思うことはなくなった。元々得意だった早起きも継続できている。他方、現代日本では縁のなかった貧困や飢餓といった問題と接する機会も増え、半分社会勉強のような心持ち。魔族から身を護る手段として新たに基本的な『神術しんじゅつ』を、獣人対策として一つの魔法を会得した。魔族の狙いが自身ではなく仲間に向き始めたことを心苦しく思っている。二章終盤で心を読めるようになったらしいことが判明したが、能力が暴発しないか気が気でない。


・イチカ

 一章では自らの過去に起因する事情により、初対面の碧に対してやたらと風当たりが強かったが、とある出来事がきっかけで幾分か態度が軟化した。ただし自分から話しかけることは滅多になく、碧を護らなければならない現状が煩わしい様子も窺える。

 (特定の相手を)からかうような言動を取ったりと、それなりのコミュニケーションスキルは持ち合わせているが、基本的に親交の浅い相手に対しては行き過ぎなほどの警戒心を持っており、皮肉めいた言葉をぶつけることも少なくない。成り行き上やむを得ない場合は女性であろうとグーパンする非情さも持つ。

 老若男女問わず泣き落としに弱いところがあり、二章でも責任感の強さからと思われる行動が見られた。剣技を得意としているが、身体能力も高く、助走を付けての跳び蹴りができる。方向音痴という意外な一面が発覚。慢性的な早朝覚醒体質となっているが、悩む段階は飛び越えて上手に付き合っている。


・ラニア・クラウニー

 容姿端麗かつ発育豊かな美少女だが、全力疾走したとき、逆鱗に触れたとき、相手を脅すときなどは鬼のような形相に変化する。かと思えば絶望のあまり急に老け込んだりと、顔芸の幅が広い。親が決めた婚約者に並々ならぬ想いを寄せているが、人前ではなかなか素直になれない。銃の扱いは手慣れたもので、暗がりでも命中させられるほどの腕を持つが、その才能を時折ストレス発散や照れ隠しのために使うことがあるため、仲間たち(主にカイズ、ジラー)からは恐れられている。地図を読むのは得意。


・カイズ・グリーグ

 一章に引き続き、小さな子どものように無邪気に明るく振る舞うこともあるが、基本的に短気なのでよくキレたり突っかかったりしている。一方で心の機微に敏い面もあり、知らず知らずのうちに仲間を助けていたりする。


・ジラー・バイオス

 のんびり屋で滅多に怒らないが、熱くなると周りが見えなくなる。譲れない場面では頑固な一面を覗かせる。年不相応に冷静な面もあるため、暴走しがちなカイズのストッパー役も担う。カイズ同様よく気が付くところがあり、イチカを内心驚かせている。金魚すくいが得意。


白兎ハクト

 誕生日:夏生まれ 年齢:百十歳(人間に換算すると十四歳前後) 身長:162cm

 髪:襟足長めの薄灰色ベリーショート 瞳の色:紅色

 アスラント唯一の獣人・兎族うぞくの若き女族長。聴覚の他に視覚・嗅覚も優れる。中性的な顔立ちで、両眼の真下に紅い入れ墨を入れている。一般的な兎と同じ形の耳と尻尾を持っているが、耳は身長の三分の一ほどの長さがある。狩猟・売買目的で仲間や親を人間に殺された過去があり、人間が大嫌い。リヴェルではひょんなことから子どもたちにいじめられ、人間嫌いが加速した。人参と蜥蜴が好物。

 言葉遣いが男性的で、性格も言動も粗野。闘争心の塊。碧たちに同行するものの今ひとつ打ち解けず、仲違いしたところを魔族に狙われ重傷を負った。伝え聞いていた残酷で許しがたい人間像と一行のそれがかけ離れていて内心戸惑っている。イチカに「ポーカーフェイス」という言い得て妙なあだ名を付けた。見た目年齢相応に色恋沙汰には興味があるらしい。


・ミリタム・ステイジョニス 

 誕生日:冬生まれ 年齢:七歳(一話時点では六歳だが、魔法で年齢操作しているため見た目年齢は十二~十四歳くらい) 身長:160cm

 髪:黄緑色の長め癖毛 瞳の色:みどり


 魔法士の名門・ステイジョニス家の長男。サモナージ帝国ウェーヌをステイジョニス家領としており、全域が彼の家兼庭。国の成り立ちや仕組み・一般常識はわきまえているものの、育った環境故か、たまにズレている。年齢の割に博識で、言動が達観気味。そのため上から目線な話し方になりやすく、敬遠されることもしばしば。俗世間に興味津々で、世界を見て回りたいという願望がある。気になることがあると独り言が増え、自分の世界に入り込む癖がある。

 魔法士の真似事をする「偽物」が蔓延っている背景から、一行の一部から懐疑的な目で見られていたが、魔族を倒すために用いた手段が最強と名高い魔法だったためにようやく認められた。応急処置程度の神術も使うことができる。他人の負の感情を拾ってしまう体質なのか、二章終盤では胃を痛めた。


○レクターン王国

 

・ネオン・メル・ブラッサ・レクターン

 レクターン王国第一王女。絵に描いたようなおてんば姫。上下関係や敬語を嫌う。カイズやジラーとは知り合いらしい。


・オルセト・グランディア

 レクターン王国騎士隊長兼王女たちの世話係。生真面目な(裏を返せば融通が利かない)青年。ミシェルとは幼なじみの腐れ縁。


・ミシェル・カウド

 レクターン王国副騎士隊長兼王女たちの世話係。二章では王都から遠く離れた辺境の問題解決に駆り出されているが、堅物の幼なじみ(=オルセト)がいないからか普段よりも伸び伸びとした様子が窺える。悪趣味疑惑が浮上している。


・クリプトン・ラグ・デイ・レクターン

 レクターン王国第二王女。オルセトに淡い恋心を抱いており、本来ならばミシェルと共に辺境に行くはずだった彼を文字通りしがみついて阻止したらしい。

 

○サモナージ帝国 


・レミオル・グラス・レイ・サモナージ

 サモナージ帝国第四皇子。十九歳。腰までの亜麻色の髪を首の後ろで一つ縛っており、菫色の瞳を持つ。間延びした口調が特徴。嘘がつけない素直な性格。ネオン同様、敬語や敬称に難色を示す。年齢の割に言動が幼く、はた迷惑な事件を引き起こす。水魔法が得意。


○巫女の森


・ヤレン・ドラスト・ライハント

 四百年前、アスラントを救ったとされる巫女。現時点ではどのような方法を用いているのかは不明だが、時を超えて碧に真実を語り、様々な助言を送る。


・サトナ・フィリップ

 伝説の巫女がかつて治めたとされる、『巫女の森』の『守護』を務める年若き巫女。十七才。眉下で前髪を切り揃え、腰までの濃灰の髪を後ろでお下げにしている。少々乱暴な方法で碧を試し、素質ありと見て神術や助言を授けた。外見通りの真面目で聡明な正義感の強い少女だが、一行との交流では多少の腹黒さも垣間見えた。言葉の節々からヤレンに心酔している様子が見て取れる。二章では何かと嘘をついていたようだが、本来は大の悪行嫌いなため、必要に迫られてのものと思われる。


○兎族の里


兎美ウミ

 獣人の少女。白兎の幼なじみだが、族長となった彼女への礼儀とけじめとして他人行儀に接する。争いごとはあまり好まない兎族らしからぬ一面を持つ。


兎母ウバ

 初老の女性獣人。族長である白兎のお目付役のような存在。非常に小柄(1mくらい)だが、必要時には空気が震えるほどの大声を出して皆を黙らせることができる。


○ウイナー


・マテリカ

 ラニアの幼なじみの少女。心優しく心配性。病気がちで人混みに出られない。


・ウィズ

 露天商の気さくな中年男性。ティーネという妻がいるが、立派に尻に敷かれている様子。


○リヴェル


・レイト・グレイシル

 ラニアの婚約者。紫色の短髪。十八歳。日中は近所が観光地なのを良いことにナンパに勤しむほどの女たらしであり、ラニアはいつも頭を抱えている。料理の腕前はプロにも劣らない。端正な顔立ちをしているが、常に糸目で笑みを浮かべているため何を考えているのか分からない節がある。人前でイチャついたり日頃の言動に対して苦言を呈するイチカに誠意を持って対応したりと、ラニアへの愛は確かなよう。


○魔族


・魔王【グレイブ・ソーク・フルーレンス】

 碧の命を狙う魔王軍の頂点。一章中盤で部下兼愛人を同士討ちにより喪い傷心していたが、直属の部下全員が集結したことで一応は立ち直った様子。


烏女ウメ

 魔王の部下であり恋人だったが、同士討ちに遭い死亡。元人間。魔星ませいに生息する『魔烏デス・クロウ』の羽根を用いた多種多様な攻撃を得意とすることから、別名『烏翼使うよくし忍者』。


・ヴァースト・マレイ

 魔王直属部隊『一魔王の僕(フィーア・フォース)』のひとり。『獣配士じゅうはいし』の異名を持ち、その名の通り魔星の獣を複数従え身体の中に飼っている。イチカとの小手調べ後暫くは静観を決め込んでいたが、同胞が敗れたことを受け「次は自分が行く」と表明した。仲間に「頭脳派」と称されるほどには理知的。


・クラスタシア・アナザント

 魔王直属部隊『一魔王の僕(フィーア・フォース)』のひとり。中性的な声と顔立ち。極度の女嫌いで同じ空間にいるのも虫唾が走るほどだが、女装や女の真似事を趣味としている。男好きであるかのような発言をするが、趣味の一環としてのパフォーマンスなのか本心なのかは不明。


・エグロイ・アス

 魔王直属部隊『一魔王の僕(フィーア・フォース)』のひとり。二階建ての家を見下ろすほどの巨大な人喰い鬼。目上の者に対しては砕けた敬語を用いる。上司に頭が上がらない。あまり賢くないが、いざというときの機転の利かせ方は一周回って呆れるほど。巨体の割に俊敏で、かつ攻撃への耐性が高く、一行は苦戦を強いられる。


・ソーディアス・シレイン

 魔王直属部隊『一魔王の僕(フィーア・フォース)』のひとり。善良で正義感の強い人格と残忍で血を好む人格を持つ。少なくともここ一年間は善良な人格が主導権を握っていた模様。『一魔王の僕』最年少(だが、エグロイは長いものに巻かれる性質なので自分より若輩であろうと敬語を使っている)。剣技に長けている。


・セイウ・アランツ

 ソーディアスの前、前魔王の時代に『一魔王の僕』に属していたらしい魔族。優秀な魔剣士だったようだが、かつて仲間であったはずの面々から「裏切り者」と唾棄されるほど激しく憎まれている。


○日本


明海あけみ

 碧の親友。歯に衣着せぬ物言い。中二にして彼氏がいる。


佐保さほ

 碧の親友。おっとりとした性格。中二にして彼氏がいる。



○小ネタ、設定など(ちょくちょく更新するかも)


・【滅獣】について

 本来の名称は『ギガ・ビースト』だが、使用者を制限しない準魔法であることから、一般市民にも広く知れ渡っており、親しみを込めて『めつじゅう』と称されることが多い。他の準魔法でも愛称が付けられている場合がある。

 なお、兎族の里では魔法自体馴染みが薄いが、自らの命を危険に晒しかねないものであるため、知識として広まっている。ここで使われる『めつじゅう』はどちらかというと皮肉の意味合いが強い。


・『魔族』と『魔物』の違い(20/06/13追記)

●魔族→人間と同じく知性があり人語を操れる。コミュニケーションを取れる。魔物を含めた総称として使う場合もある。

●魔物→知性なし。または知性はあるが人語を操れない。コミュニケーション不可。


 魔星から来たという点は同じ。四百年前に魔王軍が襲来した際は皆人語を話していたために、伝記には「魔族」と表記されている。現代アスラントの人々はほとんど「魔物」と呼んでいるが、「野生動物が何らかの原因で凶暴化・変異=魔物」という認識が大多数なため。(言葉を喋るイメージがない)


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― 新着の感想 ―
[良い点] 一章に引き続き丁寧な文章に好感が持てます。世界観や物語を、とても大切に描かれていることが伝わってきます。 今回は世界観に関するお話が多かったですね。特にサモナージ帝国と魔法の成り立ちが興味…
[良い点] こんばんは! 二章を読み終えました。二章はなんと言ってもレイト、白兎、ミタリムの登場ですよね。レイトが裏切るフラグがビンビンで、戦々恐々と読み進めております。でもレイト好きですね、胡散くさ…
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