合成清酒なんとなく脱線話。
なんやかんやで思いついて勢いでさっき書きました。
粗が多々ありますが生ぬるく見逃してください。
最近隣の家に男子中高生がよく集まり出した。
ボクはいたずら心で彼らが集まってるときに、
しましまのパンツ(ボクが穿いてた)を放り込んだ。
しばらく様子を見てるといつもは騒がしい彼らが騒がない。
静かなままだ。
飽きたボクは紅茶を飲もうとお湯を沸かしたり、
茶葉を選んだりしていた。その時――――――。
天地を揺るがすような騒ぎが隣から聞こえてきた。
慌てて様子を見る。
聞こえてくる声
「へっ!これでこのパンツは俺のもんだぁあ!!」
「くっそー。てめえ、幼馴染じゃなかったのかよ!」
「今はそんなことより大切なことがある!」
「そん、な、こと・・・・・・だと・・・・・・」
「ああ、そうだな。幼馴染より先輩を立てなくちゃいけねえよなぁあ!」
「ぐぼぁあああ・・・・・・」
「ふん。二年先に生まれただけでこれほど体格に差が出るとはな」
「今のうちに笑っていやがれ!そんなものは成長期、思春期の間だけだ!」
「そうかいそうかい。そうやっていつまでもはいつくばっていやがれよっ」
「おうふっ」
「兄貴、弟の。弟の俺には分け前くれ・・・・・・っ」
「わりぃな。こーゆーのに兄も弟もないんだわ」
ボクはそっと紅茶を淹れに戻った。
これが後の白北中学、尚江中学、瀬木高校の激しく長い争いの始まり。
したり顔で話すアキ。
ひいている幸太。
「マジで?」
「んー、どうだろ。
パンツ投げたとこまでは本当だけど・・・・・・」
「お前なあ」
「ふっふっふ、ボクにもこんな歴史があるのだー」
「あるのだー、じゃねえよ」
おしまい。




