Let's 調査
ドローンから送られてきた映像を確認すると小さな町があった。
「人間は存在しているみたいだな。」
「行ってみますか?」
「いや、まずは情報収集からだ。まずは言葉を覚えないと意思疏通ができないだろう?」
そう言って秀はすでに送られていた住民の会話の音声データと住民の会話中の動きをを参考に解読を始めた。
・・・・・・・
2時間後、とりあえず会話をできるレベルでこの言語を理解した。
「アイリスーお前も覚えてくれー」
「分かりました。ですが数日はかかるかと。」
「分かってる。その間僕はもっと広い範囲を調査してる。」
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数時間後、秀は困惑しながら調査結果を確認していた。
「地形が地球と70%ほど一致しているのはどういうことだ?」
それだけではない。ドローンの飛行状態が著しく安定しない場所があるのである。特に強い風が吹いているわけでもないのにだ。
「どうなってるんだ?」
しかししばらくすると不気味に笑い出した。
「ふ、ふふふふふふはははははは!いいねいいねワクワクしてきた。この謎必ず僕が解き明かしてやる!」
ちなみにアイリスは「またいつつもの発作ですか」と気にも止めなかった。
主人公が少々おかしくなりました。