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やっと魔法!?

そういえばこの体で自己紹介はまだだったか、

名前はリドリーフェル・スクレイヤ。

母はリースティア、父がレイドブルだ。

我がスクレイヤ家はそこそこの貴族で、階級的には上級貴族とよばれるそうだ。

ちなみに祖父の代ではまだ下級貴族だったらしく、父のレイドブルの功績のおかげで上級貴族まで登れたらしい。

父はこの街の騎士団に所属し、なんと団長を務めてるようだ。そこまで強いのなら身分が上げられても納得である。



突然だが、俺はようやく生後半年を迎えた。

時間を飛ばしすぎたと言われようが魔力を込めているだけの半年間なんてどこに需要があるってんだ。まあ今言ったようにこの半年間はひたすら魔力をこねるのに費やした。


おかげで魔力の最大量はかなり上がったように思う。なぜ自分でも把握し切れていないかというと、単純に”魔力をこねる”というだけでは魔力を使い切れないというとだ。もっと大掛かりな魔法を使えれば最大量も正確に解るとは思うが今一度いうと現在の俺の年齢は半年だ。確かにやろうとすれば火の玉や地震、雷を出そうとすれば出せると思うのだがまだ年齢不相応だ。


しかし、歩き回れるようになって変わったのは母さんから隠れられるということだ。すなわち…

「風よ、我の声に応え、突風を引き起こせ『旋風(つむじ)』」


この魔法は風属性の基本的な下位魔法だ。

風を引き起こすという簡単な魔法だが、魔力をこねるより多くの魔力を使え、万が一ばれたとしても、自然現象と言い張れる。

これ以外の下位魔法も使っているが、やっていることはほぼ同じだ。

とりあえず3歳になるまではこの地道な魔力トレーニングを続けて行く。

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