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転生失敗?

ーあれから五年経過した。確かに転生はできた。だがしかしまた騙されたと思うのはなぜだろうか。


今の俺の状況をせつめいしよう

頭の毛は薄くなり、筋肉も貧弱、格好はパンイチときたもんだ。


「はーい、リドルご飯よー」

そういうとその女性は胸をこちらに向けてくる。

難しい話ではない、この女性はこの体での母親で俺は“赤ん坊”に転生したというわけだ。


確かに転生したけどさ、はあ…


なんて鬱になってても仕方ないから人生設計ってのを今のうちからしておく。

この世界の人間には心臓の横に魔臓という臓器があり、そこに蓄えられてる魔力を使うことで魔法という未知の力を使うことが出来る。うん、ロマンだ。

しかしロマンを感じるのと同時にこの世界の怖さも知った。ただの喧嘩が魔法なんて凶器を振り回す殺し合いになるわけだ。それだけでなく動物たちも魔法が使え、いたるところに生息しているという現実だ。これならサファリパークに置き去られた方がまだ安全な気がする。


幸い生前?転生前に天界で練習した創造能力はちゃんと使えるから危ないといっても大分イージープレイだ。それに成長期に魔力を使うほど魔臓に蓄えられてる魔力が増えるらしいからそこに関しても大分アドバンテージがあると思う。


母親ーリースティアの目に入らない時には常に魔法の練習をしている。とは言っても詠唱もどんな魔法があるかも知らないから手のひらに火やら水やらを出して遊んでいるだけだが。


まあ自由に動ける年齢まではこっそり練習しかできないだろうから、それに時間を費やす。赤ん坊は暇すぎるんでね。

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