表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/10

転生しました・・・・・なんだって!!

やっと転生します

ふっと気が付くと私は真っ暗な闇の中にプカプカ浮かんでいました

ふわふわしてとても幸せな気持ちです・・・・

あぁ~ ぼぉ~っとしますねぇ

もうなんかどうでもいい気分ですぅ~


ふんわり、プカプカしながら幸せ満載な気分だった私はあることを思い出しました

あれ? 私は転生するんじゃなかったっけ??

そう思った時、この幸せ空間は変貌し始めました

私を押し流そうとするのです!そして私を押し潰そうとするのです!

(痛い!痛い! なにこれ! ちょ~痛い! 頭が締め付けられる! 痛い!痛い!)

一遍した世界は激痛を私にあたえたのです

(痛い!頭が痛い!たすけて!!!)

しかし長い痛みしかない世界は終わりを告げました

わたしは痛みから解放され叫びました!

「おぎゃぁぁ~ おぎゃぁぁ~」 はれ?

あれ? もしかして? わたしは今生まれたのか?

「おくs m げんきn おjy さm でs」

はっきりとは聞こえないが声が聞こえてきた

「わたs n かw いい むs m」

わたしはやわらかに包まれ再度幸せの中に埋没して眠りに落ちて行った
















ごきげんよう

転生した元おっちゃんです

わたしは無事転生して今日5歳になりました

現状の報告も兼ね 自己紹介させて頂きましょう

わたしの名は“アイン・ツヴァイドラィ・フォン・ロックベル”と申します

ファリアネス王国のロックベル伯爵家の次“女”として誕生しました・・・・

そう・・・・次“女”です・・・・ まさか性別が変わるとは思いませんでした・・・

想定外の事態に気が付いた時にはパニくってしまいましたよ ははは まぁ おぎゃぁぁとしか言えなかったんですけど

そんなこんなで赤子時代の羞恥地獄(ぶっちゃっけ生おっぱいを初めてみて鼻血出しました お母様は大パニックしてましたが)へて幼女となっております

わたしはどうもアルビノとして生まれてきてしまったらしく白髪・白肌・赤目のなまっちょろい印象の子です 実際は元気いっぱいの健康優良児なんですけど風邪すらひいたことがありません

家族構成はロックベル伯爵家当主のお父様“アベル・ジルベルト・フォン・ロックベル”とお母様“セリシア・リメル・フォン・ロックベル”5つ年上のお兄様“ベルファド・ジル・フォン・ロックべル”お兄様と双子のお姉様“カーラ・ネル・フォン・ロックベル”そして今お母様のお腹にいる子の6人家族です

とこんな感じで自己紹介を終わらせて頂きます


さてさて、この世界には魔法がございます

光・闇・火・風・水・土・雷の属性魔法 重力や時間を操る星刻魔法 物の形を変形させる形意魔法 物の材質や構成物質を変化させる錬金魔法 治癒などを行う神聖魔法があります


わたしは今日5歳の誕生日を迎え、ついに魔法の勉強をすることが許されるのです!

我がロックベル伯爵家は土を得意とする家系なのです ゴーレムとかwktkです!

さっそくお父様が先生を連れて来てくださいました

「アイン、待たせてしまったかね?」

わたしは首を振り

「いえ、だいじょうぶです お父様」

内心のはやる気持ちを押さえ付け返事をする

「そうか では紹介しよう 今日からアインの先生になってくれる ベルベット女史だ」

わたしの前にしゃがみこみ握手を求める バストレボリューションな女性が先生のようだ

にっこりとほほ笑み「よろしくお願いします アインお嬢様」と挨拶してくれた

わたしも満面の笑み(微妙に鼻血が出そうです)で「よろしくお願いします ベルベット先生」と答えました

「ではよろしく頼むよ ベルベット女史」そういってお父様は仕事に戻っていかれました

さぁ わたしの大魔道士伝説の始まりです!










そんなことを思っていたこともありました・・・・・・・・

あれから1カ月経ちましたが

どうもわたしは属性魔法の才能が皆無のようでまったく魔法が発動しなかったのですT_T 土の家系なのに・・・・

「アインお嬢様まだ 星刻魔法や神聖魔法もございます がんばってみましょう!」

ベルベット先生が励ましてくださいます

「はい! ベルベット先生」

わたしは励ましてくださる 先生の為にもがんばったのです



結果から言いますと星刻魔法も神聖魔法もだめでした

大別から言うと技師魔法と言われる形意魔法と錬金魔法しか発動しなかったのです

わたしは落ちこぼれとして他家から見下される存在となったのでした


落ちこぼれとなってしまったわたしに対してお父様は「魔法が得意でないならば他で頑張ればよいのだ」と励まし、お母様は「アインはアインで可愛いから全然大丈夫なのよ」と天然大爆発で慰めてくださいました

お兄様とお姉様は「「だいじょうぶよ アインを馬鹿にした奴は八つ裂きにしてあげるから」」とユニゾンして励ましてくれました(本気で八つ裂きにしそうで心配ですが・・)

そしてベルベット先生は「形意魔法や錬金魔法だってりっぱな魔法です がんばって伸ばしていけば立派な魔法使いになれますよ」と共に歩んでくれます

わたしはこんな方々に囲まれて幸せな気分になれました


そんなわたしにある閃きが訪れたのです

ナイスミドルの言っていた「基本の構成物質は同じ」ということ

前世にて研究ばかりしていた為に覚えている各物質の構成式を・・・・・・・



「さぁ 錬金の実験をはじめましょう」

属性魔法の使えない落ちこぼれになってしまいます

でも彼女は実験を始めます

錬金術の実験をw

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ