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異世界ハーレム浪漫~起きたら異世界にいたけど、ゲームのステータスを引き継いだから、人助けハーレムを行います~  作者: 佐々牙嵯峨兎
プロローグ 異世界転移の変

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第6話 旅立ち

 窓からのぞく朝日に当たって眩しさに起き上がり、まぶたをこすりながら辺りを見渡す。

 出来過ぎた夢かと思っていたが、現実だったとは……。

 心にドキドキ感と不安が混ざり合うが、気が抜いてしまう音がお腹から鳴りだす。

 その前に朝食を済ませてからにするか。

 そう思いながら着替えを済ませてから部屋を出てリビングに向かう。

 そうしてリボン具に着くと、リビングの机には数枚のパンと木の実のジャムが入った瓶、それとミルク入りの瓶が並べられていた。

 昨日と比べると割と少ないが、これが普通くらいの量だろうな。

 そう思いながら席に着き、机に置かれているパンを取ってジャムを塗って食べ始める。

 一口齧るとパンの硬さとジャムの柔らかさの触感を感じ、ジャムの甘酸っぱさで徐々に目覚めていきそうだ。

 ジャムを塗ったパンを五枚ほど食べ、コップに入っているミルクを飲む。

 一口飲むと口に広がるまろやかさと冷たさに日本の牛乳に似ているように感じる。

 うん、日本の頃ジャムパンと牛乳を合わせて食べたから、懐かしく感じる。

 そう言えば母さんが一番得意パンはジャムパンとかだったな。

 俺は懐かしく思いながらミルクを飲み干し、コップを机に置いて言う。


「夕食だけじゃなく、朝食も暮れてありがとうございます」

「いえ、気にしないでください。命の恩人なので当然です」


 リナさんはそう言って机にある食器を片付ける。

 腹も膨れたし、そろそろ出発してもいいだろう。

 そう思って立ち上がると、リナさんが何処からか麻袋を取り出して言う。


「アッ、これを上げます。麻袋には食糧や役に立てるアイテムが入っております」

「おぉ、本当ですか!」


 俺はリナさんの言葉を聞いて、喜びながら麻袋を受け取って中身を見る。

 中にはパンや水、それに薬草や解体ナイフに火打石が入っていた。

 おぉ、確かに役に立てるアイテムが入っているな。

 渡された麻袋の中身を見終え、リナさんにお礼を言う。


「リナさん、本当に色々とありがとうございます!」

「いえ、あの時私と妹を助けてくれたお礼です」


 俺のお礼にリナさんは苦笑いをしながら答える。

 新設をしたら自分に返ってくるって、昔生きていたおばあちゃんに言われた。

 だがまさか本当に帰ってくるとは思いもしなかった。

 俺は返されたお礼に驚きつつ、渡された麻袋を持って外に出る。

 外に出るとリナさんとツムジが手を振って声を上げる。


「リョウマさん、頑張ってくださ~い!」

「お兄ちゃん、また来てね~!」


 二人はそう言いながら手を振り、俺はそれを見て目じりから熱く感じ出す。

 これほど俺に感謝された上に恩義を感じて声援を掛ける。

 とても心にしんみりと感じ、どれほど救われたか感じてしまう。

 俺は目じりに出る涙を拭きとって叫ぶ。


「あぁ、あんたらが聞けるほどの名声を立てて見せるし、絶対来るからなぁ~!」


 俺はそう叫びながら近くの国に向かって旅立つ。

 二人が最後に思ったことは知らないが、期待に背を向けて歩みだす。

 最初は事情があって引きこもっていたが、とあるサイトを使うとなぜか異世界転移していた。

 最初は突然の異世界に戸惑ったが突然の叫び声が聞こえて、叫び声が上がったところに行くとゴブリンに襲われていた。

 そして助けると感謝されてお礼をされる。

 色々と置きまくったが、俺は一つの事だけ理解した。

 それは俺が異世界転移し、目の前にいる人を助けたことだ。

 そして答えは一つ、それは目の前にいる弱い者を助けることだ。

 もう二度と目の前にいる弱者を見捨てないために、俺は助けを求める手をつかみ取る!

 俺はそう思いながら近くにある国へ向かう。


***


 ハスがある池の中心に神社らしき建物があり、中に置かれてある円形の鏡は竜馬が歩むところを映してある。

 大きいソファーに白く長方形の布で顔を隠す男が座りながら鏡を見ていた。

 男は竜馬を見てつぶやく。


「ついに()()()()()が来たよ」


 男はそう言いながら微笑み、竜馬の情報が書かれた書類を持つ。

 すると眼帯を付けた老人が呆れながら言う。


「フッ、貴様が創造した世界の住人とは言、まさか若造を使って勇者にさせるとはな。()()()()()()イザナギよ」

「アハハッ! 今回僕が選んだ子は中々強いと思うよ? ()()()()()()オーディン」


 眼帯をつけた老人・オーディンの言葉に顔を布で隠した男・イザナギが明るく答える。

 彼らは神話に出てくる神々で、様々な世界を生みだした存在である。

 オーディンは竜馬を見て質問する。


「しかもあの若造は心が弱そうだが大丈夫だろうな?」

「う~ん、弱点になるかもしれないねぇ」

「ほぅ……」


 オーディンの質問にイザナギはあごに手を当てて言う。

 それを聞いたオーディンはそう呟き、アゴヒゲに触れて目を細める。

 しかしイザナギは口元を緩ませていう。


「でも、その弱点を生める仲間がいれば、彼が超えれない壁は存在しなくなる」

「そういうものか……」


 イザナギの言葉にオーディンが呆れながら言い、この神殿から立ち去る。

 イザナギは立ち去るオーディンを見てせっかちだなと考え、鏡の方に向いて映る映像を見る。

ここまで読んでくださってありがとうございます!

感想、誤字脱字、ご意見なんでも大歓迎です!


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