ドラゴンと昆虫の脅威
「小賢しい!何だ!あの機械は!」
帝国9位 傀儡師のデンノコは嘆いていた。
無数に配置されている見た事の無い機械に帝国軍の兵士が撃たれていくからだ。
「何か導かれてる気がするわね。」
帝国8位、魔獣使いのレイリーはタレットの配置箇所に違和感を感じていた。
「なら導かれてみようぞ。正面からぶつかってやるわい。」
帝国7位、獣人トライチは自信をもって発言した。
「順位付いてる幹部3人いるんだぞ?負ける要素が無いわい。早くぶっ殺してとっとと帰るぞ。」
暫くタレットを避けながら進むと大きな広場に出た。
「何だ!?これは?」
目の前には無数の昆虫の戦士と、ドラゴンが3匹いる。
「おい!あのドラゴンフロストドラゴンだよな?あいつA級でも上位の奴だよな?」
「あの昆虫達も相当なもんよ。私のフェンリルが威嚇しているのに一切動じてないし。」
「おう。お前等が帝国の敵か?」
「絶対にそうだね。」
ヤスといけちゃんは例のローブを被り登場した。
「貴様ら何者だ?」
「ターマ教幹部、インセクターヤス」
「そして同じく、ターマ教幹部、ダイナソーイケダ」
ヤスといけちゃんは家系ラーメンの店主の如く、仁王立ちで腕を組んでいる。
「貴様らが協力な魔獣を従えてる奴だな。だったら話が早い。抵抗せずに帝国側に付け。お前等もこの人数相手じゃ勝てないのはわかるだろう。」
「そうよ。私の部下にしてあげる。その魔獣達は私がもらうけど。」
「嫌だね!!なぁいけちゃん!」
「俺も嫌だね!!」
「やむを得んか。殺さない程度にいたぶるしかないか。いけ!!そこにいる奴らを蹂躙しろ!」
デンノコの号令で一斉に兵士達がヤス達に襲い掛かる。
「俺のターン!ドロー!いけ。お前等!デュエルの時間だ。」
「レッドアイズとブルーアイズとカースオブドラゴン行って来い!」
いけちゃんは完全に遊◯王に出てくるモンスターの名前をつけていた。
こうしてヤスといけちゃん軍VS帝国軍兵士4500人が開戦した。
勿論結果はすぐに出た。
「ぐわぁ!!助けてくれ!」
「ひっ!ひぃ!死にたくない!グチャッ」
みるみる帝国軍の兵士が撃たれていく。
「どっどうなってやがる!?あの昆虫一体一体が強すぎるだろ!」
「凍結の息」
「ギャァァァ」
目の前で何人もの兵士が氷漬けにされている。
「トライチ様!!このままでは全滅してしまいます。助太刀を!!」
「くっ雑魚が!!こんな数で押されおって!!やむを得ん。超獣化!」
「撃退モード!排除する。」
カブちゃんがトライチの前に現れた。
「くっ!貴様がダルクの魔法が効かぬ者ってのは?」
「ダルク?そんな奴知らん。強者であったら覚えておろう。」
ピキピキッ「舐めやがって!ぶっ殺す!」
カブちゃんVSトライチ
「どいつもこいつも情けないわね!フェンちゃんそこの二人を噛み殺しちゃいなさい!」
ガウッ!
「ドラゴンブレス」
凄まじい威力のドラゴンブレスがレイリーとフェンリルを襲う。
「なっ何という威力なの!」
何とか直前で避ける事が出来たがその威力を目の当たりにしたレイリーは一歩引いた。
「おい。てめえ。悪い人間だな。僕のパパとヤス様を襲撃するなんて。」
レイリーVSさすけ
「ならばワシが!いでよ!人形戦士」
操り人形の戦士がヤスといけちゃんに襲い掛かる。
おらぁッ!!
「何奴!?」
何者かがヤスといけちゃんを守った。
「ヤスといけちゃん気をつけなきゃ!」
「寺田じゃん!助かったよ。」
助けに来たのは普段エデンに魔獣の勧誘をしている寺田だ。
この男の職業は魔獣使い 魔獣使いがいる限り仲間と認めた者も魔獣との会話が出来る。使役は出来るが、自分よりレベルの低い者に限る。また魔獣を脅かす者に対し怒りで自分の能力を飛躍的に上げる事が出来る。
要はバイオレンスなケモナーだ。
ヤスといけちゃんは使役したモンスター達が強い為守られる立場だが、寺田は自分を強化し守る立場だ。
それほど魔獣を愛している。
「こいつらが俺のエデンを壊そうとしてる奴らか?」
「そうだよ。帝国の奴らでエデンに危害を加えてるんだよ。」
「許さねぇ…俺の魔獣達は今エデンで怯えてるんだぞ…こんな事あってはならねぇ…」
寺田は怒りに震えている。
「うぉおぉおおお!!!ぶっ殺す!!」
「一進化!!」
寺田の腕が獣の腕になった。
「また妙な奴が一人増えたな。さっさとケリを付けなければ。」
寺田VSデンノコ




