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神殿完成。

「完成だ。ついに完成したぞ!」

小倉と高田は歓喜に満ち溢れていた。

あれだけの計画を立て、エデンマートの警備システム以外は、全て完成させた。

職人と途中から加わった魔物によって仕事が捗り予定より大幅に早期に完成させた。


「この神殿見て下さいよ。立派でしょ?ご希望通り色々トラップも仕掛けてあります。」


「まあ、帝国は確実にこの神殿は狙ってくるしな。」


「はい。まず見た目は普通の神殿ですが、外部からの攻撃への耐性は抜群です。それこそ魔法にも強いです。そして中に入ってこのレバーを引くと」


高田はレバーを引くと床がに穴が空くトラップが発動した。


「地下に落とした後は一箇所しか登る階段が無く、その上がる際にも色々なトラップを仕掛けてます。そして最後に敵を迎え撃ちにする作戦です。」


「なるほど。ただでさえ兵力を削られているのに最後に戦わなきゃならないのか。」


「そうなりますね。向こうの幹部がタイマンで戦うなら喜び組の誰かが戦えば負ける事はないですが恐らく兵士が何百、何千来ると思うので少しでも減らそうと思いました。時間があればもっと精巧的に作れたんですが佐川君の情報だと攻め込んでくるのも時期早々とのことなので、古典的な罠にしてみました。」


時間が足りなかった為、古典的になってしまったが将来的には設備投資して強化する予定だ。


「職人や住民の安全確保として、地下に巨大なシェルターを作りました。恐ろしく強固にしてるので、滅多な事が無い限り崩壊することはありません。ゆくゆくは地下の住居スペースとして発展させてこうと思います。」


短期間でシェルターまで作っていた。


「森の各所にタレットを仕掛けました。ですので帝国の軍はこの大きな広場に集まる事になります。」


「良いねぇ。とりあえず会議するか。幹部と喜び組に連絡してくれ。」


「はい。」


こうして本格的な作戦会議が始まった。




「悪いなあ。社長呼び出しちゃって。」


「大丈夫ですよ。」


「では会議始めるな。今回帝国軍が俺等のエデンとカグヤにちょっかいを出している事が明白となった。まずはカグヤ。カグヤには強い悪魔がカグヤの住民に危害を加えている。そこの竜の絆にて討伐されたがその悪魔が帝国軍の幹部が使役していた者であるとわかった。」


「はい。その通りです。帝国5位のラチェット男爵と言う者らしいです。私達が倒した悪魔は今まで戦った中で一番強い魔物でした。流石にあれクラス何匹も出されたらキツイかなと思います。」


「次にヤスといけちゃんに危害を加えた。ダルクワッシャーとか言う奴だ。」


「はっ?ヤスさんとイケダさんに攻撃したんすか?帝国の奴ら。」

ミヤがブチ切れ寸前だ。


「あぁ。カブちゃんとさすけを仲間にして殺そうとしたらしい。まぁカブちゃんとさすけは相手の魔法が聞かなくて返り討ちにしたらしいが。」


「そいつぶっ殺させて下さい。」


「いや待て。そいつの相手は社長にしてもらうつもりだ。」


「俺もそのつもりでいました。交渉とかそんなんなくこいつだけはこの世から消すつもりです。」


隆介は子分のヤスを殺そうとしたダルクに相当怒っていた。

滅多に怒らない隆介が怒ってるのを見てミヤと一平は一歩引いた。



「ミヤと一平はカグヤの防衛を頼む。恐らく竜の絆を狙ってくるしな。サポートに入ってくれ」


「了解しました。宜しくな。絶対に守ってやるからよ。」


「頼もしい限りです。」


竜の絆は頼もしいサポートが入りホッとした。

一人は顔赤らめた。


「玉は神殿の防衛頼んだ。そこの熊と一緒に。ここもかなりの兵士が来そうだから気を付けてな。」


ガウッ(了解しました!)


「全員殺していいのよね?グリちゃんの餌にしましょうね♡」


玉ちゃんの発言に会議室に悪寒が走った。


「ヤスとイケダはエデン領地の防衛な。森の至る所にタレット仕掛けたから入って来れる道が一つしかないからな。そこで昆虫軍とドラゴン軍で迎え撃ちしてくれ。」


「了解。」キリッ


「了解しました。さすけ頑張ろうね~」


「うん。悪い人間いっぱい倒すね。」


「そういえばカブちゃん!戦える昆虫どれくらいいるっけ?」


「Aクラスが100くらいいますね。それ以下はBからCで200位なんで連れてかなくても大丈夫かもしれないです。」


(結構いるな。ヤスも頑張ってるんだな。)

隆介はヤスがちゃっかり軍をまとめていた事に感心した。


「ドラゴンはデカいのが5匹。小さいのが50匹。小さいのは可哀想だからデカいお気に入りとさすけで戦います。」


「ドラゴン5匹って相当だろ。良く仲間に出来たな。」


「さすけが仲間になってって言ったらすぐでしたよ。ドラゴンの中では相当偉い種類みたいです。」


「とんでもない奴仲間にしたな(笑)」


「よし、とりあえずこんな感じで迎え撃つけどなんか異論ある?」


「無いですけど。服装はどうしますか?」


「田中とアパレル班でそれっぽい奴作った。マスクは暑いとクレーム来たから顔まで隠す空調服装型ローブにしてみた。一応魔法の適正もあるみたいだぞ。」


「これ良いっすね。軽くて動きやすいし、涼しい(笑)」


「よし怪我なく無理せず安全に行動するように頼むな。ご安全に。」


「ご安全に」


こうして帝国軍を撃退する準備が整った。


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