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平和な街に潜む影

待ち合わせ場所に向かうとどうしようもないメンバーが迎えてくれた。


ミヤはカグヤの食事や酒をたらふく堪能し、記念に木刀のような物を購入している。


一平はカグヤにギャンブルが無いことに心底失望し、その場で座り込んでいる。


玉ちゃんは、グリちゃんに被せる為のゴム製の変なマスクを購入し、喜んでいる。


(あのマスクグリちゃんに被せるのかな…なんかSMとかで使いそうだけど…)


玉ちゃんのセンスはよくわからない。


それとヤスといけちゃん連れてこなくて本当に良かったと思った。

絶対変な昆虫とか買いそうだから。


「無駄遣いしかしてないじゃん(笑)まあ大分稼がせてもらったんで良いか(笑)」


隆介は引くぐらいの大金を手に入れてるのであまり気にしなかった。




ドーンッッッ!!!!!


「!!!何だ?」


「とりあえず向かってみましょう。」


突如カグヤの街の何処かで爆発音のような音が聞こえた。




「ファイヤウォール」


ひぃ!!助けてくれ!!


ぎゃあああ!!死にたくない!!



「やっぱここの人間は弱いや。こんな雑魚共の為に僕を召喚するなんて。たっぷり褒美をもらわなきゃ。」


爆発音の先で角の生えた悪魔のような者がカグヤの兵を襲撃している。



「大丈夫かぁ!!何があった!?」


竜の絆のメンバーがすぐにたどり着いた。


「ハロルドさん…来てくれたんですね…あの者はヤバイです…貴方方でも適うかどうか…」


息絶えだえでカグヤの兵士は呟く。

悪魔の魔法を喰らい瀕死の状態だ。


「急に時空の歪みみたいなのが突如現れて、そこからあの化け物は出てきました…アイツは化け物です…貴方方も逃げた方がいい」


「誰が逃げるかよ!!俺等はこの街の冒険者だぞ!!おい!周りの兵士共はこの怪我人連れて近隣の住民を避難させてくれ!俺等がこの化け物を何とかする!!」


「貴方方はこの街の象徴としてる冒険者だ!ここでそれが無くなるわけには!!」


そう言った瀕死の兵士はそのまま気絶した。


「何?僕の邪魔するの?殺すよ?」


そう言って悪魔は炎の魔法を竜の絆に放つ。


キュイン!!


ハリーがエデン産の盾でその魔法を弾く。


「ありがとうハリー!!この街の象徴だとしたら尚更戦うしかないよな!!お前等!!」


「当たり前でしょ!!私達の街は私達で守らなきゃ!!」


「ハロルド!!エデンの皆様の御前!!恥ずかしい試合はできないぞ!!」


「勿論です。私達(竜の絆)に神のご加護を!!」


カグヤの民を襲撃されたことにより竜の絆の感情は怒りのピークを達していた。



「俺等も手伝うか?」


ミヤはいつでも準備満タンだ。


「ミヤさん!!これは俺等の戦いだ!助太刀無用で頼みます。」


「そうか。死ぬなよ。玉ちゃん!怪我人の回復と避難手伝おう。隆介さんどうします?」


「俺と一平は隠れて見てるよ。あいつ達がどれくらいやれるか見ときたいから。」


「了解。」


隆介と一平は隠れて戦況を見守るつもりだ。


「一平あの化け物どれくらい強いの?」


「レッドデビル。A級。炎の魔法を多用するって出てますね。A級って位だから恐らくグリちゃん位強いんじゃないですか?」


「あいつ達で勝てるのか…?いざとなったら頼んだぞ。一平。」


「了解です。」



こうして竜の絆とレッドデビルの戦いが始まった。



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