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世界の情勢

それからこの世界の情勢についてインパクト王女に聞いた。



まず聖王国カグヤの情勢。



まずインパクト王家は王女の上に兄が二人おり、本来であれば兄二人のどちらかに王の地位を継承するはずであったが、自室に引き込もっており王位は断固として拒否している。


その姿は断固として働きたくないニートそのものであり父親である王様は非常に手を焼いていた。


用は親ガチャURを引いたニートだ。


そういう状況である為、インパクト王女に王位の白羽の矢がたったのだ。


その為王女は非常に大事にされている為、常に王家は気にかけている。


そんな状況を王女はかったるくはあるがしょうがないと若くして悟っている状態だ。



王女自体は容姿端麗で魔法の才もあり、本当は自分の力を試すべく冒険者みたいに世界を旅し、色々な経験をしたいというのが本音だ。



そんな好奇心旺盛な性格が災いとなり、自分の領地を視察すると言う名目で先程の森のような事が起きてしまった。







聖王国カグヤの国の情勢は魔法技術に長けており、その技術を商業に全振りしている。


その影響あってか周辺国より発展しており、国民は比較的裕福に暮らしている。



だが軍事関係は、からっきしダメで前回の森の様な護衛兵みたいな形だけの兵はいるが際立って強い兵はいない。





本来であれば聖王国カグヤは魔法に長けているので王子などが率先して魔法兵などを作り地盤を築けば良かったのだが、いかんせん部屋から出たくないらしく王様も諦めていた。



したがって国の兵はあきらめているが、その代わり国の平和を維持する為に冒険者ギルドに力を入れており、そこに所属している冒険者達によって周辺のモンスターの討伐を行っている。




聖王国カグヤにある冒険者ギルドはDランクからBランクまで所属しており世界的に言えば最高SランクまであるらしいがSランクまで到達した者は数人しかいないらしい。



最高Bランクでも聖王国周辺のモンスターのレベルは倒せる為、特に問題なく過ごせていた。



また商業で発展している為、周辺国の侵攻も無いため平和ボケしている状態だ。



しかしそういった平和な状況も最近雲行きが怪しくなってきているらしい。




その原因が帝国の存在だ。



帝国タケミカヅチは最近代替わりをしたらしく、平和主義の前王から軍国主義の息子に変わったのだ。



その息子、パイレン王子は周りに聖王国を滅ぼし、全てを手に入れたいと言っており、軍の強化に力を入れてるそうだ。





うわぁダリィ。パイレン王子めんどくさい事起こしそうだな。

隆介は嫌な予感がした。




「それととても言いにくいのですが....」




まだあるのかよめんどくさそうなこと...

隆介は口には出さずに心で嘆いた。




「実は魔王が誕生したらしく、モンスターの動きが活発になっているのです。」





魔王キタ!!!




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