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MonoQlog  作者: 紅サーカス
10/36

10. 隠し部屋の合成獣

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


 惜しいな。と思った。もしクラウドが僕と同じぐらい幼い頃から魔法に触れ合えていればもっと凄い魔法のセンスを持ち、良いライバルになれただろうことは前から思っていた。なぜ彼は十余年も魔法に手を出さなかったのかは謎だが……もしかして僕と同じ様に、魔法使いなんていない辺境出身なのかもしれない。魔法を教えてくれる生物がいなかったのかもしれない。もし前から魔法に触れていたならば……ともしもを考えずにはいられない。

 それくらい、彼の魔力量も上達の速さも惜しいのだ。これから成長して、彼が自分で魔式図を組める様になれば議論するのも楽しいだろう。


「う、魔素……どの魔素に魔力を繋げれば……?」

「ヴィンセントくん、この魔素に……繋げる」

「ありがとう」


 まぁ、つまりそんな夢物語が実現するのはまだまだ先だろうが。息を一つ吐いてクラウドとコタローくんを見守る。クラウドは度々魔素を見失ってはコタローくんにアシストしてもらっている。コタローくんの繋がっている魔素を選ぶのが上手いこと、魔素との相性か良いクラウドが辿ると的確に進めること、良い二人が揃ったなぁと後ろで眺めていた。


「そういえばロイドの夢は教師なの?やけに教えるのが上手いし……それに、教えるのが嫌じゃ無いみたい」

「違うよ。初めは僕だって嫌々教えてたけど……飲み込み早いし楽しくなって来ちゃってね。それだけだよ」


 ふぅん、とソニアは相槌を打った。じゃあ、何を目指しているの?と改めて聞かれる。


「第一魔導士。彼等は魔法界のルールを変えることもできるから」

「それは……凄く大変な夢ねぇ……」

「ソニアは?」

「えー……笑わない?わざわざ学園(ここ)来る意味ある?みたいな夢よ」


 笑わないよ、と言えば彼女は軍部に入りたいと言う。確かに軍にはこの学園ではなくとも……他の軍部学校に通った方がスムーズに入れるはずだ。


「学園を出れば自動的に博士の称号が得られるでしょ?博士の称号を持つ魔法使いは軍部では少佐相当になるのよ。そこから頑張ってのし上がって……ある生物の、護衛を務められる様になりたいの」

「立派な夢じゃないか。ソニアみたいな美人に護衛ってその生き物は嬉しいだろうね」

「口説いてる?」

「まさか!君を口説くなら青薔薇を贈るよ」


 くすくすと笑われる。青薔薇は自然には存在しない薔薇だから“青薔薇を贈る”は“自分には力不足だ”という意味になる。

 そうこうしている内に目的の場所に着く。古い栗の木で出来た木製の扉で、ここまで近付くとすすり泣く声が僕にも聞こえた。

 クラウドがゆっくりと扉を開けば証明の魔法の球がいくつも浮かんだ小部屋だった。備え付けの折の中には背中から翼が生えた犬や猿と魚を合わせた様な生物等、たくさんの、合成獣(キメラ)がいて。

 入った当初の嫌な気配は全てこの部屋から溢れていたことがわかる。いや、違うな。もっと奥。クラウド達が合成獣に気を取られているのも気にせずに奥へと進む。

 奥の壁も隠し扉の様で魔力を辿りながら正確に開けていく。開いた先に、人の顔があった。

 大きな蛇の様な下半身に人の様な上半身。背中には白鳥かなにかの白い羽。髪は艶のない薄汚れた灰色で目は……無い。窪んだその中は空洞で暗闇が支配していた。何よりも目を引いたのは胸に彫られた、魔術式。黒が組み込まれたソレは、見たこともないのに呪印だと本能でわかった。


「アーチャー、どうした?」

「まって!クラウドは入らないで!」


 クラウドが部屋に入ろうとするのが気配でわかり、慌てて彼に潜ませた黒人形を握りつぶした。“黒”の魔法を使った人形を消したその粒子が、女性の合成獣に吸い込まれていくのを見てまずいと思った。あの魔術式は黒の魔術式が組み込まれていたが、魔法はかかっていなかった。つまり、僕の黒人形が最後の鍵となって発動してしまった。


「《青魔法》《盾》」

「《藍魔法》《盾》!」


 ソニアと僕の声が揃う。防御壁を作り奥の合成獣を見守ると、魔術式の場所から黒が広がり、甲高い声を上げて体がボコボコと変形していく。ゾワゾワと騒めく魔素に引っ張られて鳥肌が立つ。アレが古城の合成獣と同じなら……非常にまずい事はわかる。


「古城の時と同じ……合成獣か!?同じ亜族の気配がする(・・・・・・・・・・)!」

「どういうこと?」


 少しずつ後退りながらクラウドに聞く。そういえば彼は古城でも「亜族が混じってる」と言った。それなら、普通の合成獣よりも高魔力だ。つまり、僕らの手には負えない。


「《氷の壁》!逃げるよ!生徒だけで対応できるモノじゃない!」

「《青鋼の檻》!……確かに感じにくいけど亜族が混ざってるわね……!」


 僕らは背を向けて早歩きで部屋を去る。狭い迷路を走り抜けるなんてことをすれば壁にぶつかってしまうから歩くしかない。魔素の乱れを辿って道を進めば遠くで爆発音の様なものが聞こえた。あの女性の合成獣が変化を遂げたのだろう。古城の時と違って発煙筒を持っていないから教師に危機を伝えられないのが厳しい。

 ふと、真横に気配を感じて《盾》を貼る。その瞬間に壁が無くなった。


「道なんてお構いなし、みたいね!《青魔法》《薄青魔法》《藍魔法》《合同展開》《青鋼の槍》」

「そんな魔法の使い方あるんだな」

「感心してないでよ!《青魔法》《氷柱》」


 ソニアは青の魔法使いだから青魔法のみを極め続けている。それにエルフという魔力量の多い亜族であるから“合同展開”なんて魔力色を薄めたり濃くしたりなどの魔法が使える。僕も使えるが……“黒”しかできない。

 ソニアの手の槍と僕の氷柱が合成獣を貫く。黒く染まった大蛇の様な合成獣は唸り氷柱を折る。ぼたぼたと血を流すがすぐに治癒したらしく止まった。隣でソニアやコタローくんが息を飲む音が聞こえた。わかるよ、初見は驚くよね。


「《黄魔法》《雷神切鬼塚》」とコタローくんの独特な魔法と共にぱちぱちと電気の纏った剣?の様なものが現れる。


「●×××△○▼●×」


 コタローくんが何を言ったのかわからなかったが、おそらく黄の国の言葉だろう。見たこともない構えで剣を持ったと思えば今までのゆったりとした動きが嘘の様に素早く斬りかかる。躊躇いもなく合成獣の首を飛ばし、心臓を貫き、引き抜く。ソニアが歓声を上げるがすぐに合成獣の頭がボコボコと再生するのを見て「嘘でしょ!?」と声を上げた。コタローくんも言葉はわからないが同じように驚いていることはわかる。

《紫魔法》《毒針》と間髪入れずに毒を刺すがのたうち苦しみ動かなくなって数秒後、何事もなかったかの様に起き上がるんだから毒も効かないことがわかった。


「コタロー、その武器俺も使うことできるか?」

「え?、あっ《初期刀四条》……はい、ヴィンセントくん」

「雷は纏ってないのか」

「あぶない、かな……」


 クラウドに魔法付与の付いた武器を持たせるのは危ない。その判断は正しい。《氷の柱》《青鋼の槍》と足止めのようにずっと僕とソニアが交互に合成獣を貫くがすぐに蘇生するんだからいくつ命があるのかわからない。というよりも、氷魔法は効いていないような気がする。

 合成獣の周りに冷気が漂うのがわかった。なるほど、前の合成獣は“赤”だったけどこの合成獣は“青”のようだ。それなら“青”魔法は相性が悪い。氷の礫を飛ばしてくるのを《盾》で防ぎ、魔法発動の隙をぬってコタローくんが斬りかかる。上半身と下半身を分けても、上半身からボコボコと下半身が生えてくるのだから気持ちが悪い。《雷鳴》と電流が走り合成獣を感電させる。電気系の魔法はコタローくんが使った物だが、ついクラウドがおとなしくしているか確認をしてしまうな。


「×●△▼×●●!《雷明神》!」

「《氷の檻》《青鋼の針》」

「《毒針》」


 ソニアの檻と地面から生える無数の針で足止めしたところでコタローくんの雷魔法が合成獣を包む。動き出す前にすかさず毒を刺すとびくりと痙攣するがまたぱちぱちと体を修復しながら起き上がる。

 クラウドがぎこちない構えで合成獣の懐に潜り込み胸もとの魔術式を斬りつけて破壊するが、その式もすぐに修復された。


「嘘だろ……壊せば止まると思ったのに!」

「発想はいいけどずっとそこにいないで欲しいな!《盾》!」

「っ!」


 合成獣の尾がクラウドをなぎ払う。《盾》を貼ってあげたけど、壁に叩きつけられたのは痛そうだ。


「ロイド、さん!し、死ぬまで、殺せばっ死ぬ!」

「コタローくん意外と物騒だね!?」

「OK、動かなくなるまで叩けばいいのね!《氷の柱》《青鋼の槍》」


 合成獣の喉や心臓を貫く様にソニアの魔法が発動する。蘇生している最中にコタローくんの雷魔法が畳み掛ける。その後は僕の毒、というコンボで攻めていく。どうやら蘇生中は合成獣も魔法を展開できない様で、展開させる暇もない様次々とたたみかける。

 合成獣が動かなくなったのはそれからすぐだった。蘇生せず、焦げた匂いと毒でジュウジュウと肉が焼ける音だけが残り、合成獣は起き上がる事が無くなった。通路が広場の様に広がり、瓦礫の山となった場所を見渡してため息を吐く。もしこの通路に国宝とか隠されてたら困るなぁ……と冷静になった頭で考える。

 隣でとさり、と軽い音が聞こえ、ソニアが「怖かったぁ……」と座り込んだ。コタローくんもソニアと一緒に「●△●……」と言った。たぶん同じような事を話しているんだろう。


「ロイドもコタローくんもお疲れ様、何アレ……」

「あ、ありが、と……あの、ヴィンセントくん、は?」

「え?あぁ、あっちかな……」


 弾き飛ばされた先を見ると座り込んだクラウドが見えた。僕らが見ているのに気がつくと彼は立ち上がり、近寄ってコタローくんの手を掴む。


「俺にその剣術を教えてくれ!コタローそんな特技があったんだな!」

「え、と?うん……?」

「悪い!さっきの……剣を俺に教えてくれ」


 早口で捲し立てたあと、ゆっくりと話すとコタローくんは苦笑いで断った。彼の家にしか伝えられない剣術で、極秘のものらしい。そのかわり、黄の国で一般的な剣術は教えてくれるようだ。


「ところで、ロイドと問題児く……クラウドくんは合成獣(アレ)が倒しても倒しても蘇生するって知ってたみたいだけど……何でなの?」

「問題児って俺のことか……」

「君以外に誰がいるっていうのさ。……さっきの呪印付きは前にも会った事があってね。一ヶ月前に古城立ち入り禁止令出たの覚えてる?あの時古城にも呪印付きの合成獣が出たんだよ」

「それで驚かなかったのね。はぁ……つまり一週間くらい図書室立ち入り禁止になるわね……」

「多分ね」


 瓦礫をどかしながら図書室に戻るための道を進む。通路が壊されたためにほぼ直線で戻る事ができた。魔力を辿りながら扉を開ければそこは物語の場所で目の前にエラルド先生がいた。近くにはグラディアス先生も。


「まさか壁から生徒が出てくるとは思わなかったなぁ……隣から凄い音が聞こえるから何かあったのか?」

「あ……あの、合成獣、が……」


 コタローくんが説明をすると先生達は僕とクラウドを見て「また君達か……」と呟かれた。また僕達です。隠し通路の存在は先生達も知らなかったようで通路の魔力を見て、中身を見て、とても驚いていた。


「複雑な魔術式が組まれているけど……これはロイドくんが?」

「僕が開けました」

「ふむ……後で少し話そう。これから先生達はこの通路を調べたり紙魚の後処理作業をするから、君達はもう帰りなさい。疲れただろう?」


 グラディアス先生が優しく帰るよう促す。僕はちょっと疲れたからお言葉に甘えて帰ろうと思った。些か頭を使いすぎたし元々体力もないしで通路を歩き回ったのが辛い。コタローくんも戦闘で疲れたようで帰るようだ。ソニアはまだ魔力切れの心配も無いようなのでもう少し紙魚の処理の手伝いをするようだ。クラウドも一度帰ってからソニアの手伝いをするみたい。今日だけで小さな魔力の出し方を覚えたらしくもう消し炭にする心配はないし、安心して帰れる。

 各々好きな様に行動しようと別れると、グラディアス先生に呼び止められる。“後で話”は今らしい。


「ロイドくん、部活には入ってなかったよね」

「僕運動は苦手で……」

「何も部活は運動だけではないよ。……そうか君、入学式のあの事件に巻き込まれたせいで部活動紹介参加してなかったのか!」


 入学式のすぐ、クラウドの暴走した魔法に巻き込まれて僕を含めて数名、3日ほど休んだことがあった。あの間に部活動紹介とか様々なイベントがあったなぁ、と今更ながらに思い出す。


「私が顧問をしている部活があってね。古代術式解析部というのだが……入らないかい?ずっと誘おうと思っていたんだ」

「そんな部活動があったんですね」

「君の友達、トーイくんも解析部だよ」

「トーイも?」


 放課後はソニアやエラルド先生と魔鉱石について調べるか、グラディアス先生に質問しに行くか、クラウドの魔法をみるか、ルルドの手伝いをするか……と活動範囲が狭かったから良いかもしれない。入ろうかな……と呟くと「まずは見学をするといいよ」と返事が貰えた。次回の活動に見学しに行くことを約束し、僕は寮へと帰った。




 夜、寮室の扉をノックされる。こんな時間に誰だろうとルルドと顔を見合わせた後、返事をすると相手はクラウドだった。彼が僕らの部屋を訪ねてくるだなんて珍しいなぁと扉を開けると、ずい、と本が差し出される。


「ほら、例の手帳」

「あぁ!忘れてた!よく覚えてたね」


 よく持って帰れたな。つまり合成獣との戦闘中も制服の中に入れてたか何かして持ってたってことだろう。いくら封印魔法かけているとはいえ、こんな呪われた本、精神力がごりごり削られただろうに。受け取るとゾワリと背筋に悪寒が走った。本当に、よくこんなの持って平気だな……と感心してしまった。


「本当に君可笑しいんじゃないの……または相当黒の女神様……君の場合は白の女神様か。彼女に気に入られているか」

「女神の加護はあるのかもしれないな」

「否定しないのか。驚いたよ。ともかくありがとう。読み解いてみるよ」

「あぁ」


 クラウドが部屋を去った後、ルルドが興味津々、というように覗き込む。見ない方がいいよ、と苦笑しながら開くとやはり、一頁目から“禁じられた魔法”のような術式が書き込まれていた。


「ひっ!いやいやいや!持ってきたクラウドも可笑しいけどそれを読み解こうとするロイドも可笑しいよ!」

「ルルドも古代語読めるんだね」

「貴族の一般教養だよ。……そうじゃなくて!どこからそんな代物見つけ出してきたんだい!」


 今日あった事件を一通り話すと彼は「やっぱり可笑しいよ……なんでそんなの読み解こうとするのさ……」とまた言われた。これ読んどけば犯人の考えがわかるかもしれないし、読んでおきたいんだ。と返して読み進める。2頁で気分が悪くなって読むのをやめた。1日1頁にしよう、と机の一番下にしまう。引き出しにも封印の魔法をかける。僕とルルドの精神衛生的にも強い方が良いだろうと黒と青と紫の複合魔法術式にする。


「それくらい頑丈ならまぁ……いいけど……いや良くはないけどさ……どんな内容だったの?」

「1頁目は合成獣の作り方、2頁目はどんな動物と掛け合わせてどんな合成獣が出来たかの記録だったよ。本全体が呪いみたいになってるからキツい……」

「……さっきロイドが言ってたけど、この手帳の中身を再現しようとしてる馬鹿がいるの?この呪われた手帳を読んだ奴がいるのありえなくない……?だって、こんなの竜族ぐらいしか読めないでしょ……」


 呪詛に耐性があるのは竜族だけだ。僕は呪詛耐性のある“黒”と“紫”、防御耐性のある“青”を持っていたから読むことができるけど……まともな生き物なら絶対に読めない。それくらい強力な呪われた手帳だ。多分最後になるにつれてこの本が呪詛に犯されることになったやばい魔術式が書かれているんだろう。

 少し休憩をして、部活について思い出す。


「そういえば今日古代魔術式解析部に誘われたんだ」

「あれ、ロイド部活入ってな……あぁ、入学式の事件に巻き込まれたんだっけ。俺も入ってるよ、植物愛で部」

「ルルド部活入ってたんだ……そんな部活動あったんだね……」

「よければ部活動紹介の冊子を見せるよ。……ほらこれ」


 差し出された冊子はそれぞれの部活が載っていた。サッカーやフェンシングなどの運動部から美術や研究部などの文化部もある。活動場所も書かれていて見学行きやすそう……。


「部活動、先輩とも交流できるし、ロイドは魔法に飢えてるから良いかもね。その解析部ってやつ」

「今度見学に行くよ。ちょっと時期外れだけど、入ってみるのもいいかもなぁ」


 トーイも居るって言ってたし、と呟く。明日彼にどんな部活なのかを聞いてみよう。

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