表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
届け、私の想い  作者: Crosis
4/4

相思相愛らしい

そう思うともう私の気持ちを止める事が出来なかった。

今まで押さえつけていた分、一気に解き放たれた感じである。

止めろという方が無理である。


「永岡?」

「うん?」


私なんかじゃ無理だってわかっていてもほんのすこしだけでいい。

届け、私の想い。


そして私は永岡のネクタイを掴み取ると勢いだけのキスをする。


「えっと……その……サヨナラ!!」


は、恥ずかしすぎる!!


「あ、おいっ!!」


正直無計画にキスしたため無性に恥ずかしさが込み上げて来るのと、永岡からキスに対する答えを聞くのが怖かった為私は文字通り脱兎の如く永岡を残して逃げ出した。

とんだチキンである。


「………ったく」





翌日、逃げた所で永岡とは結局同じ教室のクラスメートであるという事に登校して気付いた。

教室に入ると始業開始マジかとあってか殆どのクラスメート達は登校しており私の心境など御構い無しに各々適当に雑談して時間を潰していた。


「なんでよっ!?」



そんな中クラスに女性の声が響き一斉にクラスメート達は声の方を向き始める。


「ごめん」

「なんで私じゃダメなのよ……」


そして次の瞬間には静まり返った教室に頬を叩く乾いた音が鳴り響く。

それと同時に件の女性、私が永岡の彼女だと勘違いしていた女性が教室から出て行く姿が見えたと同時に叩かれたのが永岡であると気づく。


「あ…」

「………」


そして永岡も私に気付いたらしく近寄って来る。


「見ちゃった……凄かったね…ははは」

「一緒に放課後デートしようと言われたから矢野の事が好きだから無理だと断ったらこのザマだよ全く」

「そりゃ災難で」


どうやら私達は相思相愛らしい。





挿絵(By みてみん)



挿絵(By みてみん)

これで完結です。

ここまで読んで下さって有難う御座います。

添付している画像はあくまでネームですので非常に読み辛かったりキャラ崩れが酷かったりそもそも画力が低かったりetcとしてますがどの様な作品なのかと感じる事が出来て頂けてたら幸いです。


まだまだボツにされたネームは御座いますのでまたいつか文字に書き起こしてみようと思っております。


そしてもし良ければこのまま連載中の作品も読んで頂ければと思っております(^ω^)では

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ