追憶の記憶〜神妖〜 【連載ネタ】
初投稿させていただきました。
見たことある!と思う方もいらっしゃると思いますが,オリジナルですので。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
「――何故、私がっ!!?」
その日、少女は奪われた。
世界を。家族を。友人を。護るべき仲間を。
その記憶でさえも。
ただひとつの存在に無情にも総てを奪われたのだ。
「お前が神子とそんなん関係ねぇよ。
お前はお前,だろ?」
「僕はあんたが神子だから護ってるわけじゃないよ」
「俺にだって出来ることがある。だから……だから,俺を…..頼れよ。」
「「神子,僕らと遊ぼう!」」
総てを奪われた少女をただ一人遺し、刻は無常にも無慈悲にも流れて逝く。
「どうです?ここでの暮らしには慣れましたか,神子?」
「……貴女が笑っていてくれるなら、それで...…それで,いいんです。」
「だいじょーぶ ,大丈夫!おねーさんに任せなさい。ねっ?」
総てを奪われた少女は、再び訪れた彼の地にて何を想い、何を望むのか。
「お前は何故,力を疎む?…それで叶えられるだろう?」
【追憶の記憶〜神妖〜】 20XX年夏頃発売予定。
「それでも……私は,希う。
希うだけなら..…赦されるはずだから」
いかがでしたか?
感想などいただけると嬉しいです。
簡単な登場人物設定を活動記録に載せますので,興味ある方はみてくださいな。
ありがとうございました!