気持ち
この内容はいやな言葉も、怖いことも一切入っておりませんので、安心してみてくださって大丈夫です。
「好きです。」
その言葉がこれからの僕の高校生活を変えた。僕の名前は翔。宇都宮翔。
ごく、普通の人間だ。
なぜ告られたのだろう。僕にはわからなかった。しかもとなりのクラスの男子から人気ナンバーワンの
星野栞成績優秀、スポーツ万能、それにゆえこの学校、星野学園の理事長、星野純一郎
(ほしのじゅんいちろう)の孫である。
「僕なんかのどこが好きなんですか?」
「それはあなたが可愛いからです。私の好きなタイプにぴったり合うんです。」
「えっ!」
「とにかく付き合ってくれるんですか?。」
「う~ん?」
「どっちなんですか?。はっきりしてください!」
「ごめんなさい。」
「どうしてですか?」
「僕は別に好きな人はいないんですけど、あなたに興味がないので。」
「わかりました。なら今度から一緒に帰りましょう。」
「なぜそうなるのですか。僕はあなたが好きじゃないっと言ったじゃないですか?」
「そうです。だから私があなたを絶対に振り向かせます。」
「まぁ、いいですよ。どうせ振り向きませんから。」
「そう言ってられるのも、今のうちですよ。」
と言って栞は帰っていきました。次の日から、翔は男子の敵になってしまったのです。それもすべて星野さんとの関係のせいでした。栞はほかの男子が翔の悪口を言っても聞きもしませんでした。逆に
「翔君はそんな人ではない。もっとこう、優しいくてかわいい人なんだ。」っと男子に言っていました。 栞は、休み時間、昼休み、放課後、必ず翔のところでお弁当を一緒に食べたり
「私はこんな人なんだよ。」っと翔にアピールをしていました。放課後。翔と一緒に帰るとき栞は翔にこんなことを聞きました。
「翔君の好きなタイプはどんな人?」すると・・・
「僕の好きなタイプは、僕のことを信じてくれて、裏切らない人で家のことを手伝ってくれる人がいいかな?」というと
「OK。私は裏切らないし、料理もちゃんとできるからね。」
「そうかい。なら今度料理を食べさせてね。」
「うん。じゃあね。」っと言い、翔の顔を見て笑顔で 「また明日も帰ろうね。」っと言って帰っていきました。




