表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

偽りの笑顔が溶ける頃には

作者:あんどぅー
放課後の教室、沈む夕陽。
笑い合う二人の少女は、もう本当には笑っていなかった。

嘘をつくのがうまいさなと、
まっすぐすぎるちぐさ。

“仲良し”の仮面の下で、
優しさは嘘に変わり、愛情は依存に変わっていく。

「もう無理に“仲良し”やってるふり、やめるわ。」
その一言が、二人の世界を静かに壊した。

誰も悪くない。
ただ、心の形が少し違っただけ。
それだけのことが、どうしようもなく痛い。

――偽りの笑顔が溶ける頃には、
もう、戻れない。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ