表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マージナルヒーローズ チームC  作者: ツヅミグサ
1/14

顔合わせ

キャラクター同士の顔合わせ回です。


次回からシナリオです。

ウチは雁木(ガンギ)茉莉(マリ)、ピチピチの女子中学生。

現状は、目が覚めたら知らない天井があった。

確か、カチコミをして謎の機械を弄くったところまでは覚えているのだが……。


すると、職員らしき人物に

「あら、目が覚めたのね。それじゃこっちに来て頂戴」

と先導される。その先には高校生位の男子と、年齢不詳の狐面がいた。


先導してくれた人曰く

「あなた達三人は俗に言う『転移者』です。先日いきなり気絶して現れましたので、我々H(ヒーロー)A(アライアンス)で保護しました。調べてみた所ヒーローの素質があるようです。ヒーローに、なりませんか?」

という事らしい。


「ヒーローになんなかったら?」

と聞いてみると

「そのまま戸籍を用意して自立してもらいます。こちらから喚んだわけでもないそうなので」

と。殆ど選択肢などあってないような物だ。


ウチら三人、ヒーローとなることを了承して自己紹介する。これから仲間となるのだからお互いに隠し事はなしでいく。


「ウチは雁木茉莉。亜侠をやってる。ヒーローとしての名前は……”ジャスミン”でお願い」


「俺は梶浦千切(チギリ)。オトダマ使いっす。じゃあ俺は”チリー”で」


「僕は真田ルーベンス。ハグレモノの咎眼流ですね。”ロクモン”とでも呼んでください」


隠し事はなし、と言ったが何を言っているんだこいつら?

互いに疑問符が浮かんでいるので続けて説明する。


「亜侠ってのは、不良と何でも屋の合の子みたいな物。ウチのいたオオサカは治安が良くなかったんで」


「オトダマ使いは人の心に巣食うモノを退治する人の総称っす。俺は新人っすけどね」


「ハグレモノや咎眼流というのは忍者の流派ですね。こんなナリですが僕はシノビなんですよ?」


なるほどこれは別世界の人物だ。何を言っているのかさっぱりだ。しかしそれでは話が進まない。切り替えてヒーローについて話し合う。ずばりチーム名だ。


…………。


侃々諤々の話し合いの結果チーム名は「チームC」に落ち着いた。Cは「CONVERT」のCだ。転移者の集まりだから丁度いいだろう。


チーム名も決まり、ヒーローとしての戦い方も元の世界と同様でいいらしいので、今日はこれでおしまいだ。


果たして上手くやっていけるのだろうか。

ちなみに案内役はアマルガムでした(隙自語)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ