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病は気から落ちる  作者: やなせじゃこう
6/7

まな板の上のコイ

唐突だけれど、いきなり手術することになりました。

いろいろ検査していたら甲状腺にポリープが2つ3つ見つかったのです。

まずは、悪性の腫瘍かどうか細胞チェーーーック!

細胞をちょい削って採取して検査しましょうということですが、簡単にいえばポリープのある場所に針を突っ込んで突き刺しましょう。これが腕とか腹なら予防注射の延長線上ですが、場所が場所だけにちょっと難しい。つまりのど元ですからね。しかも事前に説明されたのは、スキャンしながら刺すけど外れたらゴメンね、だいたい3回に1回は失敗するんだ。


検査台に横たわったところで首元にカセ。カセというと人聞きが悪いけど、暴れても首が動かない、針がズレないようにという心遣い。でも、クッションだかマットレスだかわからないけど(首元は見えない)のど仏を圧迫されたら、それだけでかなり苦しいですよね。そこに太い針がブスーッ。スキャナーの影で場所を確認しつつ、もう一発。さらに外れたみたいなので追加で一発。ぎゃーーーーっ。


まな板の上のコイ……というより、昆虫採集で標本にされるカブトムシの気分です。

時間にして15分ほど。検査結果は1週間後に……。



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