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一クラスに四十人もいると大変だよね。
「あの盗人ぎつねめ」
兵十×20は、火縄銃を二十丁用意すると、足音を忍ばせようとして出来ず、家の土間に入り込もうとしていたごんぎつね×20と鉢合わせました。
「かまうもんかやっちまえ!」
二十丁の火縄銃が火を吹きます。一個小隊にも届きそうな人数で撃ったのですから、たまったものではありません。恐ろしい音が辺りに一斉に轟きます。
「こやーこんこん。ぐわぁー!」
ごんきつね×20は、悲鳴を上げて逃げたり倒れたりしました。ふと、兵十たちが土間を見ると、市場で売れる程の量の栗が置いてあるではありませんか。
「ごんら。おまいらだったのか。いつも栗とかをくれたのは」
ごんたちは一斉に頷きました。兵十たちは火縄銃をドッタンバッタン落としました。筒口から立ち上る煙は、辺りを全て覆い隠すのでした。
「先生、これ本当にやるんですか?」
「最近の文化祭の舞台発表ってこんなんだろ?」
最近の劇はそういう感じで主役が多いと聞いて、私の脳内はこうなりました。




