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ストロベリームーン

「今夜はさ、ストロベリームーンなんだってさ」


 そう言って幼馴染のアイツは私をちらちらと見てくる。


「本当、月が綺麗だよな」


 またちらちらと見てくる。あー国語の時間にやりましたね漱石さん。でも、そういうのはストレートに言って欲しいなと、私は横顔に当たる視線で熱くなる顔を、そっちには向けられない。


「私、ほら、あの……アイスが食べたいな!」


 口から出たのは、そんな言葉。アイツも「はてな」を顔に浮かべてる。


「我、汝を……アイス……くりーむ……」


 我ながら馬鹿な事を言ってしまったと、口をパクパクしていたら、慌ててアイスを買ってきてひと口くれた。そしてそのスプーンを自分でもペロリ。間接キスじゃん。なんか意識しちゃう。


「直接でも……いいかな……?」


 それ以上は言わせないで、口を塞いだ私たちを月が照らしていた。

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― 新着の感想 ―
[一言] 甘酸っぱさが香るようなお話でした。
[一言] 淡い恋ですね。文章が、さわやかでした。
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