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きつね

きつねが溶けていた。


 近所の神社を通り抜けようとしたら、鳥居の横にどろりと。まるで、黄色い水たまりのよう。でも、なんで狐?


「そこなおぜうさん。助けてくらさいまし……」


 うわ、喋った! 口調まで溶けている。さっき買った油揚げを渡せばいいかな。


「そんな、油抜きもしてないものを……」


 お気に召さないらしい。最近の狐はグルメだ。とりあえず御手水をバシャバシャかけてもまだ熱いので手洗い場の水に浸けておいた。


「あーいぎがえる」


 あ、自分こんな者ですと、びしょ濡れの名刺を渡された。酷い。濡らしたのは私だけど。

それによると、一応ここの偉い狐らしい。御布施代わりに食べかけのアイスをあげたら喜ばれた。


 何日かしてそこの神社に寄ってみたら、尻尾を生やしたおじさんがいた。せめて可愛い狐娘にして、萌え神社とかもいいですよと提案しておく。前向きに善処するらしい。最近は神社もゆるいようです。

以前短編で投稿した作品「きつね」シリーズの改稿したものとなります。

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