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いつの間にやらニュートリノ。

 どこにも属していなくて幽霊のようにどこかに行ってしまう粒子がある。ニュートリノと呼ばれている。この一文を読んで、なんだ私かと教室でため息ひとつ。


 四十名のクラスメイトの中で、どこにも属していない私は幽霊のようなもの。いつ、どこに行ってしまっても誰も気にしないんだろうな。


 と、私の「よく分かる物理学の本」を見て、たくみ君が声をかけてきた。


「佐々木ってそういうの興味あるんだ? なんかスーパーカミオカでそういうのあったよな」

「……スーパーカミオカンデ?」

「そうそう、それそれ。なんかニュースでやってた」


 最近、そのカミオカさんでニュートリノに重さがあることが発見されたらしい。本にも書いていない最新情報だ。


「すごいじゃん!」

「おぉすごいのか。よくわかんないけど伝えて良かった」


 そう言ってニカッと笑うたくみ君はそれからも話しかけてくれるようになった。私にも重力・重さが出来た。

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