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『マイ・エネルギースポット』〜歩く・触れる・感じる。日下部けいたが考える理論〜




以前のコラムで記した様に、営業で様々な土地を訪れる機会が多い私だが。


景勝地に行けば「癒される土地だな…。」、渋谷のスクランブル交差点であれば「相変わらず人が多いな…。」など、ふとした瞬間に皆さんも感じる事はあるだろう。




そこで本題の『マイ・エネルギースポット」〜歩く・触れる・感じる〜について話に入っていこう。


仕事でも観光でも、どこかの場所を訪れた際、人間は何らかの感覚を覚えるものだ。


「あれ?一度訪れた気がする。」


「あの時と似た景色だな。」


「瞬間的に、この場所にはまた来そうな気がする。」


などである。



私が出張で訪れる土地は東京や仙台が多い。

出張に出かけた際は、場所や人、両者ともに「心に残る素敵な出会い」を常に探しながら歩いている。


それは小洒落たカフェや昼下がりの公園、裏路地・小道、食事処でさえも、あらゆる場所に隠れていると思うのだ。

小洒落たカフェに入り、少し高めのコーヒーを飲みながらタバコを吹かす。

昼下がりの公園の木漏れ日は時季によって変化する。

裏路地のゴミ箱をあさり、懸命に生きる2匹の野良猫。

趣のある居酒屋に入れば、カウンター席に座り、大将と野球話に花を咲かせながら熱燗で身と心を温める。


私の場合、この様な場所に出かけると、否応なく癒されてしまうことが少なくない。


そして最大の醍醐味は、日々の疲れやストレスを発散できる「マイ・エネルギースポット」を発見し、癒しや嬉しさに触れ、更には宝物を得た様な感覚まで覚えるのだ。


同じ世代の営業マンや取引企業の方々と話をしていると、近い距離とあまり急いでいない時はタクシーや列車を使わない私の行動に対して、


「歩くの好きなのですか?」

「節約上手ですね。」

「疲れませんか?タクシー捕まえましょ?」

と勘違いされる事が多い。


それは全て否。


私が歩く理由は、気に入ったマイ・エネルギースポットに顔を出すか、或いは、新スポットを発掘しているかどちらかなのだ。


年末、東京出張の際も、泉岳寺あたりから品川駅方面まで、一度も歩いたことがない道を歩いてみた。

高輪の辺りは大正時代に建造されたと思われる洋館が、違和感なく建っていたり、三重の塔を構えた立派なお寺が趣を醸し出している。その他にも、数キロの間に小洒落たカフェやレストランがあったり、歩く事によって車や列車で見落としてしまいがちな景色や出会いが発見できるチャンスがあるのだ。

無論タクシーや列車に乗ってしまえば、時間短縮や体力温存にもなるが、私的には物凄く損をしている感情を覚えてしまって仕方ない。

特に何も発見できなくても、その街に少しずつ自分が馴染んでいくような感覚さえも覚えるのだ。


スマホの写真機能を起動させながら「あ、こんなものがあったんだ!あ、ここ面白そうだなぁ!初めて知った!」と写真家の如くシャッターを切る事も少なくない。


この様に、徐々に自分の知っている場所や知識が増えていき、心のアルバムが厚くなっていくに連れて、本人が知らぬ間に人生観や創造性まで豊かな方向へ変わっていくのではないか?そう私は信じている。

この過程が私が考える「歩く・触れる・感じる」の理論である。


最後に一応断りを入れるが、私は決してオタクやネクラの様な性格ではない。どちらかと言うと活発な方の分類である。少し変わった性格なのかもしれないが、流れ行く毎日を何も考えず身を任せて生きていくよりも、自発的に動き右脳を最大限に活用させて生きた方が実のある人生で有意義なのでは…?と考える。コラムとして書いているつもりなので、少し論理的な文章になってしまうが…。


どうでしょうか?皆さん?少し時間に余裕を持って歩く事で、普段見つけられなかった景色や出会いが発見できるかもしれないです。自宅や車の中以外に、自分にとっての居心地のいい場所、好きな場所、マイエネルギースポットが少しでも多く見つかるといいですよね。


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