表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
将来消滅危機  作者: 蘇生
°-脱界ノ章-°
2/3

別道

「あのさぁ」







口の中にカレーを掻き込みながら聞いてくる







「何だよきたねぇな」




「ごめんごめん、次さ、サボらね?」




「何かあんのか」







カレーを掻き込む手を止めて歌織夜のニヤニヤとした顔をジトッと見る







「何だよその顔…」




「えっへへへ」




「きもっ」







カレーについてきたゆで卵を投げ付ける文雅







「いっだ!!痛いって!」




「顔がキモい所為だろ」




「ひどいぞお前」




「で、なんでサボんだよ」







自分が持っていた箸を文雅にビシッと向けて歌織夜は言った







「勿論!!次の授業が数学だからだ!!」




「くだんねぇ」




「ばぁかお前!重大問題だろうが!!」







テーブルを思いっきり掌で叩き叫ぶ







「何で俺まで…はぁ…ま、いっか」




「マジで!?よっしゃ!!」




「俺も数学得意じゃねぇしな」




「なら早速秘密の場所行こうぜ!!」







まだ残っている昼食を掻き込んでから走り出す







「秘密の場所とかあんのか」




「俺達だけのな!!」




「マジかそれ興奮すんな!」




「だろだろ!!」












評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ