アネモネの花言葉のように
貴男の泣き顔を見たくないから
自分を1番最後に置いた
私が1人耐えることで貴男が笑える力になる
それなら良いと思えた…
冷静な自分が囁きかける
「強がってばかりいて疲れない?」
「裏切られてばかりの心が傷付くたびに
陰でずっと泣いていた自分は救われた?」
だけど
それでも貴男が笑ってくれるなら…
素敵な笑顔を見せてくれるのなら
それだけで私は幸せに思えてくるの
それでいい…‥
それだけで満足できるから
せめて私の代わりに貴男が笑って
何気ない日々を笑顔で過ごせるように
--貴男が何時までも笑顔でいてくれますように--
そう願いを込めて自分を隠す
気付いてくれないのは寂しいけれど…
貴男の笑顔を思い出すたびに
胸の奥が暖かくなるから自分を1番最後に置く
例えそれがアネモネのような
「儚い恋」や「恋の苦しみ」だとしても
私は今も貴男のことが好きなんです……