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ポーン教団編 第二十七話 アイラ

「大丈夫?」


 目を覚ますと宿屋にいた。

 さっきのは夢?いや、俺の手にはメリケンサックがはまっている。


「ごめん……」


 ミシアに抱えられたアイラが俺に謝っている。


「……何が?」


「あのね、――――――」


 ミシアによると最後の白い光はこのアイラによるものらしくそれによってあの集団は消え地面は抉れたらしい。

 その最中にいたと思っていたがギリギリでミシアの精霊の風で助け出されたという顛末だ。


「アイラちゃんはこれからどうするの?」


「住むとこない……」


「今まではどうしてたの?」


「あの人たちが住まわせてくれてた。」


「もしかして私たち勘違いして……どうしよう」


「ううん、助けてくれてありがと……私、あの人達から逃げてて……見つかっちゃったの……」


 逃げてた。前見た時も一人で彷徨っていた雰囲気があった。


「そうなんだね……どうしよっか私たちが保護しないとだよね。」


「そうだな。孤児院とかもあるのかわかんねぇしな。」


「確かに。私の村は?」


「いいけど、心細くねぇか?戻んないっていう決意もあるし」


「あ、あの……私のことは放っておいて、いいよ」


「いいわけないだろ」

「それは絶対許さないからね」


「うぐ……」


「俺たちについてくる?」


「え、宿に残すってこと?」


「いやいや、追っ手が来るかもしれんだろ。あと、寂しいよな?」


「あ、うーん……」


「俺たちで守ってればいいだろ。」


「ま、まぁそれはそうだけどさぁ。アイラちゃんはどう?」


「わかんない……。でも二人のそばならなんか安心する……」


「じゃあいいんじゃねぇの?」


「そう、なのかな……」


「わ、私だって戦える……!回復だってできるし、さっきのもやり方はわかんないけど……できるし……」


「確かにそうだね。じゃあ一回だけやってみる?明日とか」


「明日は……まぁいいか。」


「あ、そっか。明日予定あるもんね。終わってから時間あったらいこうね」


「うん」


「じゃあ、ほんとにもう寝るわ」


 二人に背を向けて横になる。

 ほんとにアイラはまたあの白い光が使えるのだろうか。なんとなく使えない気がする。頼るわけじゃないがあんなのがポンポン打てたら怖いしそういうことで動こう。 

 回復の力もただの回復じゃなさそうだしこの子は一体何なんだ。

 忘れていたが明日の対談もある。早く寝よう。

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