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プロローグ
地球にはさまざまな宗教が存在する。
今日、俺たちが住んでいる日本では大半の人間が無宗教だが、それでも彼らは日頃から何かしらの神に幸運や成功を願ったりしている。
日本から離れてみればかなりの割合でどこかの神を信仰している。遠い昔に他国から運ばれたものだったりそこで生まれたものだったりその信仰をしてる人じゃないとわからない宗教だったり。
神を信じることは人間として必要なもので人間は神無しでは生きていけない。
何を信じ、何を考えるかは誰にも止められない自由だ。
そんな神、宗教は地球があるこの世界以外にも当たり前に存在する。
世界によっては信仰してるのは人間だけじゃないかもしれない。
この物語は無宗教の日本人が『神』というものを理解し、その上で何をするか選択する物語だ。