3話 オッサンのターン
なんか説明が長くなってまう
次回からは
とりあえずオッサン居なくなります
「ん、んぁーはぁー」
俺は寝ていたのか目が覚めた
目が覚めるとそこには、不思議な光景があった
見知らぬ天井、横を見ると知らない部屋、
さらに反対側を見ると、俺の腕を下敷きにしながらも
抱きつくように寝ている女の子、
女の子には、すごく見覚えがある
「ちょっと、痺れてるな」
あくびをしながら
隣の女の子を起こさないように
腕を抜き取るとベットの端に腰をかけて
考えごとをし始める。
「これが、噂の朝チュンというやつか、、、」
(いやいや、うん思い出してきたぞ
これは、というか昨日の出来事は夢ではないんだ
それに、今も現実だ)
別に服が乱れている訳でもないので
特に何があったわけでもないし記憶もしっかりとある
むしろ、何かしようとして叩かれたわけである。
「とりあえず朝か、意味は無いけど
今日から俺たちの冒険の始まりだ!」
なんて、ナレーション風に男が言葉を発すると
少しうるさかったのか女の子も目が覚めたようで
後ろで少しの物音と気配がする
「よう、おはよう咲織」
「おは、よう?」
寝ぼけた頭を覚醒させるように目をこすりながら答える、彼女のほうも顔の表示がコロコロと変わるところから状況を整理しているようだ
「とりあえず、顔とか洗ったら王様のとこに行こうか?」
「そうね、色々あったけど王様だったのよね、」
直樹が言うと咲織も思い出したかのように頷く
そして2人は水場のようなところで顔を洗い服の乱れを整えてから
昨日話し合いをした執務室のようなところに足を運んだ。
「失礼します、ナオキです」
「サオリです。」
「おはよう、昨日はよく寝れたかね?」
2人はノックし返事が来たので部屋に入るとルードだけがいて話しかけてきた
「まぁ、一応は、」
「そうか、とりあえずかけたまえ話しをしようか」
「はい」
直樹が言いルードが続く
直樹が返事をして2人並んで座るとルードも座る
「それで、この世界についての常識みたいのは聞いたのでこれから生活していき帰る方法を確かめに行きたいと思っています」
「なるほど」
「それで、ダンジョンには危険があるとは聞きましたがダンジョンに、2人で入り奥に行きたいと考えています。」
直樹が言いながら咲織に確認のアイコタクトをとる
咲織も察して首を縦に振った
ルードも返事をする
「なるほど、分かった。
では、これから戦っていくうえで必要な情報を伝えよう」
とルードが言いながら説明を続けていく
直樹と咲織も時々、相槌をうっていく
「この世界は神が作ったのは話したと思うが、
神は世界や人を作ったのち、その種族が成長を分かりやすくするためにレベルという概念とステータスというものを作った」
「神から与えられたとされるステータスだが、これは意識をして唱えることで可視化することができる。」
とルードが言いながら試してみせる
裏側からでは何が書いてあるかは分からないが
やや透けるような板がでたのは周りからも分かる
直樹と咲織も試しにとやってみる。
セオナオキ
職業 無職
性別 男
種族 不明
レベル 1
体力 100/100
魔力 100/100
力 100
知力 60
守り 15
速さ 10
スキル
言語翻訳
武器適性
剣術lv.1
魔法適性
火lv.1
水lv.1
土lv.1
雷lv.1
風lv.1
経験補正
イナダサオリ
職業 無職
性別 女
種族 不明
レベル 1
体力 80/80
魔力 120/120
力 60
知力 100
守り 10
速さ 15
スキル
言語翻訳
調理lv.1
魔法適性
火lv.1
水lv.1
土lv.1
雷lv.1
風lv.1
治癒lv.1
経験補正
と、出てきた
2人は驚きながらも互いのを交互に見比べている
お互いに見せる意思があり相手に傾けたりすると見ることもできる
「咲織のほうがなんか色々多いな」
「元の世界でやってたことが関係するのかな?」
直樹は中学生のとき、やる気はなかったものの剣道をやっていたことがある
咲織のほうは料理を趣味にしているくらいに料理が好きで受験も看護学校志望であった
「なるほど、そのような感じか」
一応と、2人はルードにも見せておいた
2人のステータスを見たルードは納得をしたように言葉を続ける
「この世界における魔法とは誰でも使うことができるが誰でも上手くなるというわけではない。
素質や努力といった面にも左右される。
我ら長耳族は魔法適性が高い種族なので魔法に関して教えられることは多いだろうな
しかしナオキのような剣術のスキルに関しては人族か武器なら土人族のとこがいいだろうな」
「すこし脱線してしまったが
職業に関してはレベルを上げて行くとlv.10になったところで神からお告げがくる、そして各々にあった職業になる」
「少し話したが生活するうえでダンジョンの奥に行く必要がないので皆せいぜいlv.30くらいしか上げないのだよ
Lv.30くらいになると弱い魔物ではレベルが上がらなくなるからね
この世界の種族は、概ねそんなもんだろう」
とルードが長い説明を終えて扉を見る
「ハルザそこにいるんだろう」
ルードが、そう言うと扉があきバツ悪そうなハルザが入ってきた
直樹と咲織は説明を聞いてる時点で大変だったので
これ以上驚けないでいた
「ハルザ、2人と一緒にダンジョンに行ってくるんだ」
「はい、お父様」
ハルザは昨日のことを思い出しながら反省したのか素直にしたがった
「百聞は一見にしかずというしな、とりあえず3人でダンジョンに行ってみてはどうかな?
必要な道具などはもちろん渡す」
ルードが言うと
直樹は目を輝かせながらルードを見て
咲織は憂いに充ちた顔でルードを見て
2人とも頷いた
こうして、2人と1人、、、
3人は ダンジョンへと向かうのであった
ステータスみたいの難しいですね
別に書かなくても良かったんじゃ、、、
なんて思いながら笑