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吟遊詩人の流離い歌

心キャンバス

作者: 綾織 吟

 人の心はまるでキャンバスの様な物だ。

 初めは真っ白で何も無い。

 でも、一度思い描いた物はそのキャンバスに描き込まれ、個性豊かな絵に変わって行く。

 彼方のキャンバスはどんな色? そんな絵?

 抱く感情が色となり、その人の人生が形作る輪郭となる。

 きっと、その絵は一生掛かっても完成しないのでしょう。生き続ける限りそのキャンバスには永遠と絵が描き込まれて行く。

 筆は老い、筆圧がどんどんと弱まってきても絵は少しずつ完成へと近づいてくる。

 だけどその絵に完成は見えない。

 人の心はキャンバスの様に不思議な物だ。

 僕のキャンバスも今頃…………

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